現代オーディオ

『Ray』到着。        10.13.WED update

代理店のFuhlenから、DAVONEからRithmeの上位機種が発売されると聞いたのは、つい先日のこと。
その時にちらっと見せてくれたRayの姿が、これ↓↓
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Rithmeに続き、期待を裏切らないこの外観!!!
チャールズ&レイ・イームズ ラウンジ チェアにもピッタリ合っています。さずがデンマーク生まれです。
写真で見る限り、ユニットが浮いているようなつくりなので音離れが良いに違いないし、ユニットが大きいので低域もたっぷりに違いない!
「脚とユニットの付け根はどうなっているんだろう」「脚はどんな素材だろう」「実際の大きさはどれくらいだろう」「音はどうだろう」…いろんな想像が駆け巡るなか、期待大のRayがやっと到着しました。

Rithmeに比べると思ったよりもユニット自体は大きいですが、高さがなく、下も浮いているようにスペースがあるので、全く圧迫感がありません。実際に当店スタッフの家に置いてみた図(約6畳)はこちらです。

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『Ray』青部屋でのセッティング。        10.13.WED update

まずはポンと置いただけで鳴らしてみたところ、ボーカルの声の艶やかさと低域の量感に圧倒されました。
つぎつぎにいろんな曲を再生して思ったのは、「Trusonic38cmウーファー」にもひけをとらない低域の量感と伸びやかさ。

青部屋は20畳弱の部屋なのですが、久しぶりに聴きました。部屋全体が鳴るのを…!!!

まだ新品なので、翌日もエージング。

そして閉店後もRayに夢中になり取りかかったところ、昨日よりも更に低域が出ているため、声が“こもって”聞こえたりオーケストラはこじんまりと聴こえる。
ここでセッティングが必要になり、青部屋にあるそのほか2台のスピーカーに音が反射して伸びやかさや音の回り込みを押さえてしまっていたので、まずは周りのスピーカーとの間隔を調整。
そしてRayのツィーター間を広げる。そんなことをしていたらいつの間に午前0時をまわってしまいました。。。

翌日。
ボーカルが気持ちよさそうに伸び伸びと歌っているし、部屋に対する音の回り込みは出てきた。
が、低域がまだいまいちしっくりこない。量感があるだけにただ前にドバーっと出ていて、もっと沈み込む感じが再現できるはず。そうすると上下の音声表現ももっと素晴らしいものになるのではと、スピーカーの下にfボードを敷いてみました。

これは正解!
高域、中域、低域のつながりがなめらかに!

キースジャレットの「Blame It on My Youth」のスネアの抜け、そして消えゆく余韻のリアルさ。
フランクシナトラの「Only The Lonly」では、シナトラの声とバックのオーケストラの重なる音との調和が見事で、途中から入るピアノが宙を駆け巡る様がなんとも優雅。
寂しい歌詞なので「優雅」といってはおかしいのかもしれませんが、もしかしたら寂しさを知った人はどこか余裕が生まれるのかもしれない…それが少し優雅に感じてしまうのだろうかと、そんなことをしみじみと考えさせる音でした。

ちなみにここまでのソースは、MAJIK DS + OCTAVE HP500 + TRIGON SNOW WHITE。
まだまだ3日目。Rayは更に進化し続けるでしょう!

DAVONE-RAY

 

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