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ビリー・ホリデイのこのレコード。彼女の歌声や歌い方にまだ全然ピンと来ていない数年前、京都のJAZZ喫茶「やまとや」でこのジャケットを見て、探して買い求めた一枚です。

このタッチのジャケットを以前からジャケ買いして何度も手にしているのに、デザイナーの名前を知ったのはつい先日。

デビッド・ストーン・マーチン。たくさんのジャズメンを独特のタッチで描いていて、洒脱で洒落ていて、中身はどうあれ見つけるとつい買います。

その中身のビリー・ホリデイも、映画「エヴァの匂い」の中で使われているのを聞いて以来、わかろうとかしないで感じればいいんだわ、みたいに思えてから、夜家に帰ってからついターンテーブルに載せる一枚になりました。

でも、ビリー・ホリデイはなんでか知らないけれど、レコードで聴きたい。なんでしょう。なんでしょうね。音がどうこうとかでなくて気分の問題かもしれませんが。

(竹田)

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