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LINN AKUDORIK EXAKTスピーカーにつなぐヘッドユニットの比較試聴の際の話・・。


LINN EXAKTスピーカーは、アンプがスピーカー側に内臓され、ヘッドユニットからはLANケーブルで接続されます。

そのヘッドユニットとしての役割を果たすEXAKT LINKという端子が、MAJIK DSM、SELEKT DSM、AKURATEDSM、KLIMAX DSMには搭載されています。
更にはLINN EXAKTスピーカーにしか接続できない専用ヘッドユニットという製品もあります。

贅沢なことを言えば、EXAKTスピーカーも通常のスピーカーも1台で鳴らしてしまうことも

このヘッドユニットで、果たして音は変わるのかという悩ましい問題があります。
デジタルで送るだけなのに、ヘッドユニット関係ないんじゃないの?
スピーカー側にDACも入っているんでしょう!?
そうなのですが、説明がうまくできませんが、ケーブル1本変えても変わるオーディオでは、ヘッドユニットの差も、誰が聴いてもわかるほどの音の差がございます。
なんだかスミマセン。

それで、今日はその比較試聴などがあり、KLIMAXと弟モデルとの比較をしておりました。
普段、つなぎっぱなしで慣れてしまい忘れていたけれど、KLIMAXにしたときに何が違うかというと、一番大きいのはその「低域」だと、私は思います。

入社した16年前は、この良さは分からなかった。
低域の聴き方なのかもしれません。

その低域がなぜ高いかがさっぱりわかりませんでした。
今となれば低域が盤石で分厚く、なだらかに、下の下の方まで伸び、かつスピードが速いということが、いかに難しいことなのか、多くの機会を得て体感してきましたが、KLIMAXの低域というのは、派手なわけでなく、聴く人を驚かすような重低音というのとも無縁で、ごくごく自然。

しかし、全ては低域の上にゆだねられている。
低域を制する者は・・ということはすでに言っていらっしゃる方がありますね。

今年のあたまにかつての名機のCD12との対決も久々に耳にしました。
日々を過ごしていると、今の音がいかに多くの人の発見や苦労で成り立っているかは忘れてしまいますが、この比較にも驚いたものでした。

KLIMAXは常に高みを目指して13年。変わり続けていますものね。
昔聞いた低域と今聞いているものは延長線にあって、ずいぶん遠いところまで来ているもの。
私の耳が鍛えられたのでなくて、製品が進化したんだなぁ、、と嬉しいがっかり!?
(竹田)

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