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★ Sunny Side Up
先週末のミュージックバードでかけたかったけれど時間がなくてかけられなかったアルバム「Sonny Side Up」。ラジオの準備でこのアルバムについて調べている時に収録曲の「明るい表通りで(On the Sunny Side of the Street)」とごっちゃになって「Sunny Side Up」で調べていたら、アルバムの情報が見つからない代わりに、英語で「半熟卵の片面焼き(目玉焼き)」を意味するという内容のことが出てきた。
当時40歳、先輩格のトランぺッターのガレスピーを挟んで、二人の若いSonnyが同じ楽器のテナーサックスでやりあうという趣旨の1枚。
ダジャレ好きとしては、SunnyをSonnyに捩ってこのアルバム名に半人前(半熟)とか、半分ずつ(片面焼き)としたのを見つけた気分で結構嬉しかった。
わざわざ1曲目に「On the Sunny Side…」を持ってきているくらいだし。
だからと言って何というわけではないけれど、こういうの好き。
裏を取ろうとして、ガレスピーが1917年生まれで、ロリンズが30年で、スティットが24年生まれで、、とか、スティットは21歳の頃にガレスピー楽団でチャーリーパーカーの後釜になっているとか、そんなことが頭に入ったので、大した発見ではなかったけど、よしとする。

★ Cande y Paulo
ラジオでかけたのは、このアルバムで、割と最近リリースされたもの。
2017年にYoutubeでいわゆる「バズった」デュオだそうで、女性のCandeがコントラバスを弾きながら歌い、Pauloがキーボード。
エキゾチックな見た目通り、アルゼンチン出身とのことで、Jazzのスタンダードの「Summertime」や「I Fall in Love easily 」の他はロックのカバーとか、バズった曲などが収録されています。映画で見たイメージですが、日本では見ない空の色や、日本とは違う湿度感、そういう雰囲気を纏っているかと。

クラシック音楽の名門DECCAからのデビューというのが、気になって手にした一枚でした。Candeさん、youtubeで見ましたが、立ち姿が素敵です。

★ JAZZ詩大全

幸せな気分。全22巻揃うのって。

すごくいい本なのです。JAZZのスタンダード曲の丁寧な訳詞のほか、どんな遍歴でヒットしたかとか、どんなミュージシャンが演奏しているとかを解説。勉強好き(?)な乙女座にはたまらない本なのです。今どき、荷物を増やすことは流行らないかもしれませんが、全集っていう安心感、たまらないです。

スペースの関係上、横並びできないのが難点ですが。

(竹田)

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