急な話でございましたが、LOUNGEに長いこと鎮座していたJBL Paragon、本日オーナーの元へ旅立ってゆきました。
舞台裏な写真ですが、こんな風に前板を外すと、中央でキャビネットが分かれています。
よく、どうやってここにいれたの!?と驚かれますが、実はこんな風にして意外と弊店のビルの小さなエレベーターにも載ります。
何度も入荷・納品で出し入れをしている割に、実は、解体しているところを見るのは初めて。いつもスピーカー入れ替えの時は男手が必要なので、こういうとき役立たない竹田はLegatoで店番です。
今日初めて見ましたが、思っていたより前板は薄いんですね。
パラゴンの後はTannoy Autograph(モニターゴールド搭載)とGRF(モニターレッド搭載)、それぞれ英国オリジナルのキャビネットという極上希少品が、でんと構えております。
中央の金色の格子はElectro Voice(エレクトロ・ボイス)の Regency(リージェンシー)。
その手前の細長く見えるのは、Boenicke(ボーニック)、 W8SE 。
それぞれに違う魅力を放ちます。
本日ご来店されたお若い2人の男性は、このシステムで2,3種類のスピーカーを聴かれ、Tannoy GRFの説得力に驚かれたみたい。
また、このGRFが実にいい。やっぱりモニターレッドの音、好きだなぁ。
(内緒ですが、OCTAVEのシングルアンプ V16、先日からEL34を色々試しておりまして、EL34の中でもTesla製の真空管に変えたのです。
これがイイんです。TannoyとTeslaは合うのか?
自宅のTannoyを鳴らしているLeakのアンプにもTeslaを付けています。
しかしこの間から、V16が気になります。Tannoyモニターシルバーも、VITAVOXもマッチングがよかった。安定しているのでねぇ・・。自宅のLeakが最近不機嫌で、浮気心。)
パラゴンが居なくなって、ウチの花木おじさんも少し寂しげ?
そうでもない?
本当は、どこのスピーカーが一番好きなのか、今度皆さま聞いてみてください。
うまいこと聞きださないと、「ん?」と笑ってあまり教えてくれないのです。
(竹田)