イベント

プレオープン中のLOUNGEではありますが、本日第一回目のイベントを開催しました!
昨日、本日と思いがけずたくさんの方にいらしていただき、嬉しい限り。
ありがとうございました!!

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イベントをいつも呑気に見ている側から、急遽、言い出しっぺがやれということで(当たり前)、白羽の矢が立ち(大げさ)、司会進行をさせていただきました。
小さなLegatoを何倍か大きくしただけだからいつも通り・・と自分に言い聞かせたものの、拙い進行で、不甲斐なさに肩を落としているものの、今後グランドオープンしたら(いつ?)どんどんイベントも増えるので良い経験でした。

そんな反省後記は面白くもなんともないので、適当にして、
イベントの備忘として、本日の使用機材と、かけた楽曲の一部をメモしておきます。(曲の解説にほとんど手が回らなかったので、そのフォロー)

主役のスピーカーは、先日からご案内していた通り、Klangfilm Eurodyn (クラングフィルム オイロダイン)。ユニットは、No.8。

これが、なんとも珍しいことにペアリングできたものが同年代のもので2ペア用意できたので、2.2×1.2mの平面バッフル(白)と、それでは大きいということで平面を天板、底板、側面と折り曲げたくらいの大きさの後面解放のバッフル(黒)の二機種。

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これを鳴らすアンプが、アナウンスした通り、
13時の会が、OCTAVE プリメインアンプV80SE (真空管KT150)
15時の会が、RCA Type82B   (真空管6L6G)  (OCTAVE V80SEプリ部使用)

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再生は、デジタルが弊店お馴染みのネットワークプレーヤーの最高峰LINN KLIMAX Katalyst DS。
アナログが、LINN AKURATE LP12と、ヴィンテージのターンテーブルRCA BQ-2c。
これについては、また詳しくご案内致します。
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とにかく滅多に揃わない機会。
現代だからこそ・・かもしれません。

プレイリストの一部は・・
<アナログ>
・Duke Ellington  「Back to Back」からLoveless Love。
Klangfilmのホーンでホッジスのサックスがパーンと遠くに気持ちよく飛びます。
ホッジスの音は押し付けがましくなく、楽団の中で演奏を引っ張り、また自分も遊ぶ感じ。
痺れます。
・カザルス(Vc),コルトー(Pf)、ベートーヴェン チェロソナタ
・ハリー・ベラフォンテ「カーネギー・ホール コンサート」からDanny Boy。これは先月号のSTEREOSOUNDでも紹介されていたGoldnote版で。

<デジタル>
・マリア・カラス「オルフェとエウリディーチェ」
カラスの全盛期は過ぎているもののデリケートな表現力が素晴らしい名演
・ハイフェッツ(Vn)は、ヴィターリのシャコンヌを演奏してもらいました。
パイプオルガンの響きをバッフル違いで比較したり、ヴァイオリンのエネルギー感に驚いたり。
・ルイ・アームストロング「La vie en Rose」
・マイルス・デイビス「‘Four’ & More」からWalkin’
これはRCAアンプで絶対聴いていただきたく、マイルスの脳天突き抜ける演奏もすごいですが、トニー・ウィリアムスの超ハイスピード&抜群にクールなセンスで、結果インテリジェンスなドラミングに聞き惚れて、進行を忘れてついつい聞き入る。
・カルミーニョ「Carminho Canta Tom Jobim」。ポルトガル・ファド(民謡歌謡)の新世代シンガーのカルミーニョ。喉の振動が高低を繰り返して滑らかに空気に溶けていくのを聴いていて、「ファド=宿命、運命」という言葉を使うことになんとなく納得させられる。
・フランク・シナトラは、YesterdaysとMoon Riverを。ため息・・。

こんなことを言いたかったり、思ったりしたところで、進行中は
「次は〇〇〇〇を聴いていただきます」

というのが精一杯でしたので、このメモでフォローしておきます・・・。
進行はともかく、何せ音が良かったので、お客様だけでなく、アトリエJe-Teeの岡田さんも、喜んでくださって、嬉しかったのでした。

来週はスーパーツイーターイベント!!

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