LINN の創業は LP12 から始まりました。
今から 50年前のこと。
スコットランド・グラスゴーの郊外にある LINN の工場でターンテーブルと軸受けのアイデアから「シングルポイントベアリング」の特許を取得して始まった LP12 ですが、当初はトーンアームの製造までは行っておらず、多くのユーザーが SME 3009 などのショートアームをマウントしていました。
(※一関のベイシー店主の 菅原さんも同様に SME 3009 に Shure の組み合わせ)
ヘッドシェル交換で モノラルとステレオのレコードを楽しんだり、ジャンルによって MCカートリッジ と MMカートリッジを使い分けたり・・
正確で無駄のない再生とは違った魅力・・多様な趣味趣向にフィットさせる楽しみ方にはもってこいです。
トーンアームの名ブランド SME が半ばメーカー推奨のような形で組み合わされていた時代があったことから、
現在の LINN のラインナップに「SME KORE」というサブシャーシがあるのです。
50年前に買った LP12 を最新の状態にアップデートすることもできるし、
今から LP12 を SME で組み上げたいという方にもピッタリです。
残念ながら 現在 SME は トーンアームの単体では販売を行っていません。
しかし、状態の良い used SME が市場にはまだまだあります。
気になる方は是非ご相談ください!
※ SME 以外のショートアームもマウント可能なものがいくつかあります。
SPU をメインに使いたい方は やはり Ortofon アームが最適です。
そのほか 長年ご愛用の SAECアームをマウントしている方や
Glanzアームも相性が良く、ご愛用の方もいらっしゃいます。
ただしSME アーム以外の場合は条件があり。
本体内でサスペンションによりフローティングしているサブシャーシの構造により、
旧型のサブシャーシの場合のみ加工 /取り付けが可能となります。
当店で取り扱っている LP12 の旧型サブシャーシ在庫もございますので、
お気軽にご相談ください。
(金野)