LINN LP12のカートリッジをKrystal(クリスタル)に!
LP12は、プリンス(木枠)にスリットが入った年代物。
(現在では、レトロモデルとして復活しています。LP12レトロ)
StuderのCDプレーヤーやMcIntoshの木製ケース入りのプリアンプなど、一世代前の製品と並べてもバリバリ現行品の製品と並べても、どちらも馴染んでしまうデザインのLINN LP12。
LP12はロングサラーモデルで、45年もの間作られているので、基本構造は同じとはいえ、その基本部品も各部ブラッシュアップされています。
そこで、LINNではCirkus Kit(サーカスキット)と言って、93年以前に販売されたLP12の各パーツ( 軸受け、インナープラッター、スプリング、大小グロメット、ベルト、ネジ類)を現行品に置き換えることができるサービスがあります。
とにかく全てのパーツが意味を持って成り立っているLP12なので、ちょっと変わるだけでも大きな変化。
お客様のLP12は、Krystal(カートリッジ)を取り付ける際お預かりして、このサーカスキットも施させていただいたのでした。
天井の高い広ーいリビングで、JBL4320が歌います。
お客様が改めて驚かれたのは、LP12の回転の安定性と、静寂性(聞こえなかった音がする!)
上の写真の素敵なアンティークのレコードラックから取り出したレコード。
かなり反ってしまっていて、好きだけど聴けない・・という1枚。
しかし、LP12にかかれば、反っていようが、曲がっていようが(それは言い過ぎ)なんのその。
「あ!聞ける!」
「こんな風な音だったんだ・・」
時計の針をゆっくり回しにして、レコードが昔の思い出連れて来る・・
そんな午後のひと時、今頃お過ごしでしょうか・・。
(Legatoブログより)