先日の記事でAKTIV化ができるとご案内したLINN AKURATE EXAKTBOX-Iという製品ですが、
スピーカーがLINNでなくても使えます。
その場合は、サラウンドとしての使用になります。
例えば、PIEGA やB&Wの5.1chスピーカーを持っていて、AVアンプに接続しているとします。
これの音質アップグレードしたいな・・といった場合、
HDMI端子とEXAKT端子を持つDSMと、AKURATE EXAKTBOX-Iの2台が、AVアンプの代わりとなります。
AKURATE EXAKTBOX-Iには、4チャンネルから7.1チャンネルまでのスピーカーを接続でき、
DSMをEXAKT LINK(LANケーブル)で、AKURATE EXAKTBOX-Iと接続すると、
まず設定で、サラウンドに使用するか、スピーカーをマルチで鳴らすか・・というような選択があるので、
何チャンネルのサラウンドかを選択すると、各パートに各スピーカーを割り当てができる・・という感じ。
AVアンプで、マイクを立てて試聴位置とスピーカーの距離を計測するのは、
スペースオプティマイズで各スピーカーの位置を入れることとがそれにあたります。
また、サラウンドの音の割り振りについては、残念ながら現在ではサラウンドプロセッサーモジュールの生産が終了してしまったので、HDMI入力のソースが「PCMマルチの出力ができるもの」と限定されます。
以前はOPPOがありましたが、代わってReavonや、AppleTV、PanasonicのZR1など。
(SELEKT DSMでの5.1chも同様)
見た目にシンプルで、音の繋がりが抜群の素晴らしいサラウンド空間になります。
(竹田)