この週末からしばらくLINNのMAJIKシリーズのスピーカーを鳴らします。
ブックシェルフのMAJIK109、トールボーイのMAJIK140、この違いは単なる低域の量感というものでもなく、はっきり好みが分かれるところ。
トールボーイ140の中低域には膨らみがあるので、キレを求める音楽だとブックシェルフ109の方が良かったり、109のバランスが好きで低域がちょいと物足りない場合は、例えばPIEGA Premiumシリーズの、小ぶりなトールボーイ501がオススメ。12センチ口径のユニットが2つ搭載しているこのスピーカーは、ちょうどMAJIK109に少し低域足した感じで、足回りもよく、付帯感もなく、キリッとオシャレに鳴らしてくれます。
例えば、radioheadやゴンザレスのピアノソロなど、クリアで洒落た音を使っている音楽は、この方向。
MAJIK140は、クラシック音楽でマーラーとか、ブラームスとか、ベートーヴェンとか、良音の録音は、十二分に享受できるし、ライブものや、映画などのAV再生にも迫力満点でよろしいかと!ちなみに、PIEGA Premium301もこの方向に思います。(前のモデルPremium1.2よりも厚みがあります。)
しばらくの間、この二機種や、PIEGAがご試聴頂けますので、ぜひ!
(竹田)