LINN SELEKT DSM。
昨秋に発売されたブランニュー・モデル。
そろそろ1年経とうとしていますが、ずっと好調。

発売後すぐに製品がマーケットで動くという背景には、これまでのLINNのDSMに取り組む姿勢によるものだと思います。
バグなどがあった場合の、ソフトウェアでのクイックな対応。
無償のアップデートでも驚くほどの新機能の追加。
ほったらかしにすることなく改善されていくコントロールソフトとその快適さ。
10年前の旧型DSM製品でも、すべて同じソフトウェアで動いていることから、常にアップデートしていける良心的な対応。
そして、リリース時から考えたら大幅にブラッシュアップされたその音質。

果敢に新しさを取り入れ前に向かうこと、目の前のトラブルの対応、既にあるものに対してのブラッシュアップとメンテナンス、その３つは似て非なるものだと思うのですが、真摯に取り組んできたからこそ、安心してお勧めができて、安心して手にすることができる。

モノを売るということは、作り手側からすると常になにか新しさを提案していかないとならないと思いますが、それって消費者側からすると辟易する場合も少なからずあります。
いつも新しいものを追いかけていないとならなかったら、一度離れたらもういいやとなりますもの。

そんな12年の土台の上に、渾身のデザイン、今後の拡張性を十分に考えられたモジュール式、しかも新型のパワーアンプを携えてリリースされたSELEKT DSM。

それは、やっぱり注目浴びるでしょ！！

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（竹田）