今年はAKURATEからSELEKT Editionへのトレードインで、ずいぶん多くのお宅にお届けに上がりました。
少し前のことになってしまいましたが、秋田のお客様にご納品いたしました!
壁も天井もホールのように作りこまれたとっても広いオーディオルームで、AccuphaseやESOTERICといった立派な機械が並ぶ中にLINNが入るとさすがに小さい。
今回は、プリアンプをどうするかが課題ではありました。
お使いのハイエンドのプリアンプを残すか、あるいはSELEKT Editionのプリを使うか。
LINNのDSMは現在、どのモデルにもプリ部が入っていますが、ボリュームを固定出力にすることで他社のプリアンプと接続しているので、音の好みなどによってDSMをプレーヤーとして使うか、プレーヤー+プリとして使うか・・の2つの選択肢があります。
お使いのスピーカーはDALI Euphonia MS5、パワーアンプはESOTERIC モノラルパワーアンプのGrandioso。
お使いのプリアンプも同社のもので組み合わせていらして、同じブランドのプリ・パワーにするか、SELEKTのプリアンプを使い、パワーアンプに直結するのとでは、後者の方がより鮮度が上がり細やかな描写力も上がって
「不思議だ・・。こちらのがいい・・」と、SELEKT Editionからパワーアンプ直結をご選択されたのでした。
広いお部屋で雄大に鳴るDALI。
ここまでお部屋も作りこんであれば、オプティマイズも必要なさそうなものですが、
DALIは低音がかなり出るので、オプティマイズの効果もしっかり出て、こちらも採用!
内臓のフォノイコライザーはMM、MC搭載のため、レコード、CD、FidataのNAS、サブスクなどなど・・・
機器も多いので、電源周りも「弊店のお勧めする正しい接続」をお勧めさせていただきました。
元々は壁にたくさんコンセントの口をご用意されて、いずれの機器も直接壁からとれるようになっていましたが、そうすると、分電盤を介して大きなループができてしまうことなどをご説明し、用意したタップで聴いていただくとその効果も実感頂き採用!
10数年前からネットワークを組んでいただいていただいていて、各お部屋にDSを入れていただき、これまでのDSMの進化も色々ご存じのお客様ですが、「コレは楽しめそう・・・」と、フレッシュな気持ちでお楽しみいただけそうです。
(竹田)