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本日はお客様とご一緒に、代理店の試聴室にて、Martin Logan(マーティンローガン)の弩級スピーカーを聞いてまいりました!

マーティンローガンを聴くのは初めて。
静電型のスピーカーはQuad以外は聴いたことがありません。
しかし、アポジーやマーティンローガンは、お持ちだったという方はとても嬉しそうにお話される記憶が。魅力的なスピーカーなのだろうな‥と想像するばかり。
今回、代理店の試聴室にこのスピーカーがあると、、、というより、ここから動かすの大変なので、人間のほうが動いて、伺って参りました。

なんせ、1本175㎏。身長190㎝。
横にある日東紡の調音アイテムのSYLVANが小さく見える・・。

40畳の試聴室でもなかなか大きい。

フェラーリレッドの筐体

スパイクも使えますが、位置が決まるまでは付属のキャスターで。

低音部はパッシブウーファーで、前後にユニットが。
静電放射面の上部はダイポール型で、独特の広がり。
ビル・エバンスの「Waltz for Debby」から、「I Love you,Porgy」を聞いたら、ビレッジ・ヴァンガードの客席がスピーカーの向こう側に広く現れました。

マーティンローガンの中でも最上位機種の「Neolith」
写真はウーファー部の電源。筐体は革張り。
さながらスーパーカーのような意匠。

アナログはClearaudio Ovation
CDはEsoteric、プリがEAR912、パワーはファンダメンタル MA10。

キース・ジャレット「At the Blue Note」の「When U Fall in Love」ではシンバルの音色が鮮烈に。
ボズ・スキャグスや、シンディー・ローパー、それから個人的に面白かったのは、MAレコーディングスのこの盤。「Sera Una Noche」の「Quedemonos Aqui」。アルゼンチンタンゴなのですが、ちょっと尖った演奏で、冒頭京劇のような、オリエンタルな感じからタンゴへ発展してゆきます。
色々な楽器で構成されていて、その楽器の質感が良く出て、空間が広くとても面白かった!!

今年はオーディオショーもなく、イベントもなし。
興味深い遠足でした。

そしてあまりに大きくて、2本一緒に撮るのを失念しましたが、これは2本でステレオのスピーカーです!!
Martin Logan Neolith
(竹田)

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