夏も暑さが酷くなる前に、軽井沢の別荘にLINN DSMとJBL BARONをご納品に伺いました。夏の間避暑地でひとしきり楽しまれたお客様、もう耳が慣れていらしたのか、「もう少しBARONの駆動力をあげたい・・」とのご相談。
初めてご来店された折に気になっていらしたOCTAVEの真空管アンプを、店頭でご試聴。JBLのヴィンテージにグッド・マッチングなV70SE、V110SEを比較試聴されました。
キース・ジャレットのピアノや、JAZZギターを聴かれ、かなりじっくりご試聴。
V70SEでも充分なんだけど、V110SEのほうが色々な音が聞こえる気がする・・
<ご試聴の様子>
また、V110SEは初段管が3種類ついていて、スピーカーや音楽に合わせて変える楽しみもあり、お納めに上がることになりました。
9月の声が聞こえるかという頃のお伺いでしたが、軽井沢と言えども今年は暑かったのだとか。
これからの季節は薪ストーブと真空管でお酒が進みますね・・なんてお話しをしながら、ご用意していましたが、お納めした当初よりBARONもすっかり馴染んでかなり良い感じに。
しかし、V110SEで鳴らし始めると、またぐっと厚みが出て、音楽の奥行きが深くなります。
ちなみに、BARONは、背面のスイッチはLOWゲイン・真空管はハイバイアスに設定。
現代スピーカーだと、ここがハイゲイン、ローバイアスの方が良いことが多いです。
ご自身のことを「オーディオ初心者」と仰るのですが、すでに初心者どころではないシステム構築。
なにより「音楽愛好者」でいらっしゃるのが、オーディオシステム構築の決め手でございますね。
(竹田)