Premium50.2とCoax70.2。
実は大きさは全く同じの2機種ですが、鳴り方がそれぞれ全然違うのです。
内側に置いてあるのが、Premium50.2。
ジョアン・ジルベルトのギターがとてもクリアに聴こえます。
あくまで歌の伴奏というように出しゃばっていないので、なんとなくいつも声を中心に聴いてしまいますが、ギターの演奏がいい加減でなくて、凄く丁寧に音を紡いでいる感じが出ます。
モニカ・ゼッテルルンドやキャロル・キッドの雰囲気のある声。
大きいスピーカーですが、アルミで堅牢&強固に作られているせいか、スピーカーの付帯音から解放されて、一音一音がとても明瞭。
ロックやポップスも「こういう風に鳴ってほしい!」気持ちにしっかり応えてくれるのです。
(この辺、MAJIK DSMの底力を感じます。)
70.2に比べると、かまぼこ型の丸い感じなのですが、その丸みも味わいがあって、すっごくいい!!
久しぶりに聴いたけれど、50.2って、こーーーーんなによかったのだっけ?
と驚きました。
ここで種明かしすると、大きさの同じ50.2と70.2の違いは主に中高域。
右が70.2のコアキシャル(同軸)リボン、左が50.2のLDR(リボンツイーター)。
LDRは20年以上製造されていますが、一昨年前シリーズが一新された時に、MK2になっています。磁気回路、振動膜の素材、大きさなど見直されたのだそうで、以前からも人気の高いミドルクラスのシリーズですが、現行のPremiumシリーズとなって更に大躍進です。
今回Legatoで鳴らしている2シリーズも、形も涙型に代わり、大幅に変わったのですが、スパイクの立てられるスタンドも今回から作られたので、PIEGAの良さが余すところなく出るように作られていますねー!!
ワイドレンジな70.2は、さすが上のCoaxシリーズで、音数も多いし、目の前の景色が変わるような生々しい空気感があります。
70.2は今週末を過ぎてもう少し鳴らしています。
50.2との比較はこの2日間限り。
どちらもMAJIK DSM1台で鳴らしますので、MAJIK DSMのお手並み拝見も出来ます♬
ご案内遅くてごめんなさい!
Legatoで鳴らすの初めてで、こんなに良く鳴ると思わなかった・・・