TANNOY GRFは国産箱になり、初期のMonitor GOLDが搭載されています。
1955年に作られたGRFはオートグラフの特徴的なフロントホーンを廃止してよりフラットな音作りをしています。反対に低音のバックロードホーンは長くなり、より低域再生が可能となっております。
タンノイの代名詞とも言うべき同軸2ウェイユニットの「デュアルコンセントリック」は、1947年に創業者のガイ・R・フェウンテンによって第一号機が開発されました。
それ以降、1953年にモニター・シルバー、57年にモニター・レッド、そして67年にモニター・ゴールドへと改良させていきました。
モニター・ゴールドは67年にモニター・レッドの改良版として登場し、アンプのソリッドステート化に反映して従来のインピーダンスの16Ωから8Ωに変わり、コーン紙も大振幅に対応が出来るように改良されています。
ユニットのMoniter GOLD、初期型モデルで希少です、コンディションも抜群です。
GRFのエンクロージャーはAutographを小型化し、バックロードは残しつつ、フロントホーンを排除したGRFはレスポンスが良くバランスに優れております。
シンフォニーなどは豊かで軽快に鳴り非常にバランスがいいのですが、JazzでJohn ColtraneのSay Itを聴いてもサックス、ドラム、ベース、ピアノと非常に音離れが良くベースラインなどの低域は深みもありアルバムのタイトルのバラードの通りコルトレーンのサックスが情感豊かに聴こえてきます。
Classic,Jazz、そしてPOPSまで、幅広いジャンルを万遍なく楽しんでいただけます。
是非、お気軽にお問い合わせ下さい。
◆TANNOY GRF Monitor GOLD 販売価格:1,500,000円(税別)
三浦