Legatoでは通常1FでLINN SEKRIT DS-I+小型SP、2Fの試聴室でMAJIK DS-I+MAJIK140やヴィンテージスピーカーを鳴らしております。
本日は、SEKRIT DS-Iのご試聴の方からのご要望で、2FでMAJIK140をドライブ。
これは十分に鳴らせます。
お客様からは、①MAJIK140を初めて聞くこと②ご自宅のスピーカーと音のイメージが異なること、などから、どう判断してよいかわからないが、これはSEKRITの音?スピーカーの音?と聞かれました。
これは色々な方に頂くご質問です。
とても簡単に言うと、
DSでの再生は、「クリアで解像度が高いが、質感はナチュラルで聴き疲れしない」「ディスクドライブを搭載していないため、低域の解像度が高く、低域がしっかり綺麗に伸びて聴こえるので、高域も綺麗に伸びる」「S/Nが高く情報量が多い」
というのが主な特徴です。
更に、MAJIK DS-IとSEKRIT DS-Iでは、アンプ部が違いSEKRITはデジタルアンプですが、デジタルっぽさや癖はなく、帯域バランスも整っていて、小さい割にドライブ力がありますので、そこそこのスピーカーは鳴らしてしまいます。そして、そのスピーカーのキャラクターをきちんと出してくれるのがSEKRIT/MAJIK DS-Iだと思います。
さて、話が戻ります。
結局私の拙い説明よりは音を聴いて頂いた方が説得力がありますので、隣のヴィンテージユニットを搭載したオリジナルのスピーカーに接続変更して聴いて頂きました。
これは、50年以上前のユニットでTRU-SONICというメーカーの同軸2WAYユニットを搭載。
メーカーオリジナル品スピーカーシステムのデザインを元に、縦横比などを若干変更し作成したもの。
MAJIK140よりは横幅も2.5倍あり、ウーファーは30cmですから、SEKRITではちょっとキビシイかな???と思いながらも聴いて頂いたところ、TRU-SONICのハイスピード感、中域の厚みなど、しっかりドライブ。
MAJIK140で聴いた音とは全く異なる音を聴かせてくれました。
これにはお客様も「鳴りますねぇ!」と驚かれていらっしゃいました!
SEKRIT DS-I・・・、力持ちのカメレオンといったところでしょうか・・・。
TRU-SONICは本店でもご試聴いただけます。
※メーカーオリジナル品の他、38cmコアキシャルユニット搭載機も!
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毎日ひとつこと