<誤解が生じてしまいそうな曖昧な部分がありましたので、一部修正いたしました。時間軸については、もっと勉強してまた都度アップしてゆきます!11/30>
昨日のブログで、「LINNのアンプは、高中低の時間軸のスピードが揃っていて低域が遅れることがなくて、歯切れ良くリアル・・・」と書きました。
もう少しだけ追記すると、、、高い音、低い音の耳への到達のタイミングは、同じではありません。一般的にはツイーターからの音の方が早くて、ウーファーからの音の方が遅い。
たとえば、スピーカーの立場の話。
マルチウェイのスピーカーで、横から見た時に、ウーファーよりツイーターが後ろにくるようにユニット配置されていたり、
スピーカーが斜に構えていて、ウーファーが前に突き出しているものがあるのは、高い音から低い音までできるだけ、同じタイミングで届けたいので、それを考慮して、早い方を後ろ、遅い方を前にしているわけですね。
これは1つのケースですが、要は「時間軸をあわせたい」のです。
そして、私はついこの間まで、それはスピーカー側だけで考慮していることかと思っていました。
しかし、、
「LINNやOCTAVEのアンプは駆動力、ユニットの制動力が高いから、ヴィンテージスピーカーもいい音で鳴らせるんですよね」等の話をしていたら、他のスタッフから
「ちがうちがう。それもあるけどちがう。ただ『駆動力がある』というわけではなくて、高中低の時間軸、タイムアライアメントが揃っているから、ヴィンテージ鳴らせるのよ」
と言われました。
「プリアンプ、パワーアンプ、両方大事で、特に、プリは大事!」
プリアンプの、「パワーアンプをコントロールする力」が凄く大切だということは、入社して一番始めに
「プリは頭脳」
と教えてもらい、ザックリとした感覚で「制動力」と思っていましたが、成る程。
さりげなく、誇張しない自然な音、ここぞという時のダイナミックサウンド!
それを再現するには、本当にハイスピードでないとならない。
電源、信号回路、表面実装(サーフェイス・マウント)等、LINN流のノウハウがあります。
これらのノウハウで「時間軸が揃う」(もちろんそれだけではないですが)
そう考えると、MAJIK、SNEAKY DSM、KIKO DSMは、全てが詰まってます。KIKOなんかスピーカーまで完璧ですね。
その延長線にある最高傑作が、EXAKTであり、KATALYST。
さて、タイムアライアメントに関して、もう少し勉強が必要そう。近々、社内勉強会計画中です。
それか、スコットランドで直接質問しようカナ・・。
はい、スコットランド行き決定しました~!
1月8日(日)~17日(火)まで。
この期間は弊店、臨時休業いたします。
お土産話、沢山持って帰ってきます!!!
(このお知らせは、また改めて・・)