Aurorasound HFSA-01プリメインアンプの取り扱いを始めました。
<メーカーサイト>
このアンプには、トーンコントロールがあって、製作者の唐木さんから
「トーンコントロールもね、是非使ってくださいね。そんなに音悪くなったりしないからね。」
このアンプと組み合わせるスピーカーも、きっと小型や能率の良いヴィンテージが多いでしょうから、
かけるレコード、録音バランス、部屋の広さ、吸音材、スピーカーの口径など様々ですから、自分のお好みの音を見つけてくださいね。
と。
思えば、このかたトーンコントロールができる製品にあんまり触れたことがありません。
鮮度高くロスの少ない信号経路を突き詰めてデジタル伝送までやってのけたLINNを中心に育ってきたと言っても、
様々なオーディオの楽しみ方や、方法があるのは十分に理解してきた今、
「たしかにそうだよね」と改めて思います。
(以前LEAKを使っていた頃はそこまで音にも自信がなかったし、トーンコントロールを触ると悪くなると思い込んでいた・・。勿体ないことをしたー。)
LINNに限らず現代のオーディオ製品にはハイエンドになればなるほどトーンコントロールの機能はなく、それはバランスの良い音が出るからですが、弊店の扱っているヴィンテージなど、ちょっと上を伸ばしたい、多少下をカットしたいなど、自分の音は自分の好みでやっていいはず。
行き過ぎると、バランスが崩れるのもまた経験。
ちなみに、このアンプにはスイッチの切り替えがあり、コントロールを利かせた音(TONE)と、フラット(DIRECT)で瞬時に音の違いを聞くことができるので、迷子にもなりにくい。
(トーンコントロールのメモリがFLATのままでもDIRECTからTONEに切り替えると少しボーカルメインになったりもする)
使おう!と思って、唐木さんの言葉「音が悪くならないから」を思い出して、どんな工夫をされているのか伺い「CR型という回路で」と聞いて、CR型回路を調べたりしたら、回路図が分からず、でも回路図も読めるようになりたい、記号を調べ、とやっているうちに頭から湯気が出てきた日曜の午後。
回路図読めるようになりたい。。。
(竹田)