今回、実際にご案内させていただいたお客様からご感想もいただきましたので、「お客様の声」とともにご紹介いたします!
弊店のオリジナル、FURUTECHの電源ケーブルKBYSをお求めいただいた折のこと。
電源ケーブルをとても気に入っていただいたので、つい老婆心から、接続はどんなふうにされていますか?と伺いました。
今までいろいろ試され、よい結果が得られたものとして、金属製のケースの高価なオーディオ専用タップをご使用、パワーアンプは、パワーをしっかり取りたいとして、壁から直接接続。
普通に考えたら、少しでも良く聞きたいとしての試行錯誤です。
ですが、オーディオ製品には海外・国内製品にかかわらず「アース」という問題があるのです。
そこで、「例えば・・・長時間つないでいると音がなまってきたり、低域が膨らんだりするのが、電源を一度落としたりケーブルを変えるとよくなるのは、アースループが一度切れるからです。」とお伝えしたうえで、弊店のお勧めする正しい接続についてご案内させていただきました。
そして、結果的に接続変更していただいたBefore & After↓↓↓がこちら。
●システム
CDプレーヤー:LUXMAN D-06
プリアンプ:LINN KLIMAX KONTROL SE DPS
パワーアンプ:LINN KLIMAX TWIN CHAKRA
スピーカー:VIVID AUDIO GIYA G3 S2
●接続方法
・機器間
CDP>>>PRE:RCAアンバランスケーブル
PRE>>>POW:XLRバランスケーブル(あるいはRCAにしてPOWのアースをプリのアース端子に接続)
・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、優先順位を
PRE、CDP、POWの順にとる。
TVやブルーレイなどは別のパワーレールからとる。
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素晴らしいの一言に尽きます!!
音の鮮度、音場・空間の広さ、S/N、解像度、等々、すべての面で底上げされたと感じます。
唯一懸念していた低音の量感不足も無く、低域の沈み込みも申し分ありません。むしろ高次元のカマボコ型と言いますか、非常にバランスが良く、音楽に心から浸ることが出来ます。
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そして、2日後の今日、更にうれしいご感想が。
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その後、繰り返し試聴していますが、本当にマイナス面が一つもありません。
私自身も電源・ケーブル等はそれなりに試して来ましたが、音質すべての面でこのような素晴らしい結果は初めてです。
大抵は音質の変化は確かにあるものの、あちらを立てればこちらが立たず、ということが多かったです。
また、もともとケーブル等に法外な高額を費やすのには懐疑的でしたが、それでも線材や部材が高級になればなるほど、それなりに良くはなるという思い込みもありました。
壁コンセントから直に電源を取った方が良いという一種の固定観念からの脱却、アースについても勉強になりました。
電源・ケーブル等、ああでもないこうでもないと、思案し、工夫し、試すのもオーディオの楽しみかもしれませんが、私としては、今回の導入でアガリと言いますか、もう悩むことは何もありません。音楽が証明しています。
今回のアドバイスおよび導入は、私のオーディオ人生の中でもかなり大きなインパクトであり、目から大きな鱗が落ちた気がいたします。
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アースが回ってしまうことによる低域のふくらみ(低域の詰まり)は、「低域は出ている」と感じていらっしゃるケースが多いのですが、低域が詰まっている以上、高域は伸びず、結果としてどこか疲れるような、キツイ音になります。
そのキツイ音は「解像度」や「生々しさ」ととらえられることも多く「音が良すぎる、明瞭すぎて疲れる」というお声も聞きます。本当の音楽は、あまりそういうことは少ないのではないかと思います。
お客様のメールにも合った通り、「音楽が証明して」くれます。
それから、そうしたことは、今回のお客様にも「思い当たる節があった。」とのこと。
「時間帯や日によって音質が僅かながら変化するのは気づいておりましたが、日中の生活雑音や消費電力、夜の静寂、または自分自身の体調によるものが主な原因だろうと割り切っておりました。」
きっとそんな方は多いはず・・・。
ご自身の「あれ?」に耳を傾けて、「もしかして」と思ったら、ぜひ弊店へご相談ください!!
(竹田)