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YG Acoustics Sonjaのネットワークのアップグレードがありました。

ネットワークと言えば・・・私たちはヴィンテージを扱っていて、ツイーターを上に載せたりする際に、いかに難しく繊細で、ややこしいものかを十分に体験しています。
それなので、デジタルの領域で専用設計のLINN EXAKTが、どれだけ楽に簡単にいい音を出せるかをしみじみ実感している次第なのです。

スピーカーのアップグレードにあたって「ネットワークの改良」は、地味なようで本当はすごく大仕事で、「どうよ、これ」と設計者はさぞかし自慢したいことと思います。
それがYG Acousticsのレベルになると、それはそれは大アップグレードなのではないかと思います。
だってものを見たって・・・

見てください。
いずれの写真でも小さい方が旧型となります。
新しいのは手前であり、右のもの。

設計者のヨアブ氏は、非常に頭の良い人で、弊店・秋葉原時代にイベントをしてもらったこともあり、その時の1度の挨拶でも、スタッフ1人1人、ずっと覚えてくれるような、情に厚く、記憶力の優れた人でした。私は同い年なのに、こんなにも頭の構造が違うかというくらい、頭のキレる天才肌で、彼の頭の中で構想され実現化したものが今回のネットワーク。
正式名は「Dual Coherent TM2」。
これだけ見た目に違えば、音はもう違うに決まっていると、お客様も私も思いましたが、期待通りを越えて期待以上だったご様子です。毎日聞いていない私にも、空気の変わるスピードが、一聴してわかったほどでした。

OCTAVE Jubilee PreとCHのパワーアンプで鳴らしていらっしゃるYG Acoustics Sonja。
聴く方の心持ちが変わるせいか、はたまた音が変わるからか、外見は変わらないのに、より精悍になったように見えます。
こちらの音がぐんとアップグレードして安定の域に入ったので、Albedo Apticaにも手を加えたくなった・・?

弊店でつい先ごろデモさせていただいていたSoulnote P-3。
こちらが、Albedoを駆動するKRELLの頭脳となりました。

時々は、システムを入れ替えたりも・・!?
お客様の真剣な耳に、システムも皆応えようとピリッとしています。
私も、もっとそのようにならなければ!!
(竹田)

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