先日始まった、サウンドクリエイト先輩・後輩の「セッティングスキル・バトル」。
本日第2ラウンド!!
第1ラウンドの様子は>>>第1ラウンド
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竹田: ワタクシ考えますに、どんなことでも初めが肝心。正しいセッティングも、まずは根本からと常々思っております。
金野: だから、電源てことね。
竹田: そうです!だって、ケーブルを替えたって、スピーカーの位置替えたって、何だって音が変わるオーディオです。まずは地盤から固めていくのが絶対正しい。
あと、余談ですが、ケーブル比較で音が変わりますが、線材や端子の前に、あれは変わって当然です。
だって、アースループしている場合、一度抜き差ししたら瞬間的に良くなるんだもの。
ケーブルの比較で、替えるたびに音がリフレッシュされるわけですよ。
金野: いきなり、アースループの話にいくのね。
竹田: いや、その話は金野さんのターンでお願いします。未だうまく説明ができない。
なので、今日は電源の極性からいきます。
すべての電源にはプラス(H:ホット)と、マイナス(C:コールド)があります。
その極性(ポラリティ)をまずは合わせることが、とても肝心。
壁コンセントの極性と、機械の極性を合わせることで、機器の性能の発揮し方が全然違うのです。
通常は、冷蔵庫でもドライヤーでもそんなこと考えずに電源を繋ぎますよね。
それによって冷蔵庫の中の野菜の味が落ちたり、乾かし具合が違ったり・・・ということは、気になりません。
・・というか、違いはわからない。
でも、オーディオは、その正否が音に表れてしまうの!
3ピンの電源ケーブルなら、アース(G:グラウンド)を下にして、右側がホット、左側がコールド・・と分かりやすいけれど、2ピンだと、ちょっとわかりにくいですね。
昔は挿してみて「音のいいほうが正しい」とか、やっていましたが、間違いのないやり方は、テスターで測ること。
テスターでの測り方は、以前Legato一言ブログで書いているので、こちらをご参照して頂こうかと・・。
テスターの測り方
自分自身、いちいちこのページを見ないと忘れちゃうので、いつもブックマークしています。
「テスター難しそう・・」という場合は、検電ドライバーもお薦めです。
2ピンのタップとか、2ピンの壁コンセントなら、これでホットかコールドが分かります。
ただし、2ピンの電源ケーブルの極性はやはりテスターでないと分からないですね。
とにかく、それぞれの極性がわかったら、正しく接続すること。
まずはそこからです!
ちなみにワタクシ、化粧ポーチの中に検電ドライバーを潜ませております。
金野:けっ、化粧ポーチに検電ドライバー⁈
そんなだから・・・これ以上言えない・・・
(竹田 なにぃ!検電鼻に挿しますわよ)
(金野 無視)
でもね、極性を揃えるのは、オーディオだけじゃなくて、他の家電機器も極性を合わせた方が良いのです。全ての電源コンセントは分電盤に集まっていて、系統が分かれていたとしても、部屋が別になっていたとしても、ブレーカーがすぐ隣だったりするので、なるべく影響を減らすには全て極性を合わせると安心ですね。
あとは、難関のアース問題‼︎
これは一筋縄ではいかないぞ〜
第3ラウンドは、金野さんのターンです。