今日の台風は凄そうですね。さすがのサウンドクリエイトも早仕舞させていただきました。
今朝は人通りもあり、そうでもないのかなと思っていましたが、並木通りからもあっという間に人が居なくなりました。
今日みたいに人が来ない日は他の過ごし方があります。
いつも掃除できていないところをしてみたり、セッティングも集中してできたり…。
毎朝掃除していても目線を変えると気がつくこともあり「いつもお疲れさま」とキレイにすると、なんとなくイキイキしてくる気がしたり。私がそう見てる…単純に心象風景なのかもしれませんが、それでこちらが元気をもらうことも。いつも忙しがってるからなあ。
飛行機で各地を飛び回って居る友人に、ひとところにずっと居るなんて信じられない。と言われたことがあります。
性格の違いもあるかも知れませんが、同じ場所に居ても毎日違う景色があります。
先月見た映画、画家・熊谷守一の1日を描いた「モリのいる場所」。熊谷は自分の家を出なかったそうですが、家の庭を巡りながら毎日が新しかったのだろうな、と思います。家の庭が自分の世界と言ったら、大抵の人にとってはなんて小さい!と思うでしょうが、熊谷にとっては、生涯通しても味わいきれないくらい広い世界だったのかもしれません。
私の庭は並木通りまで広げれば熊谷のそれよりはもう少し広くて、その分手に負えないのだけれど、自分の小さなホームは8年経っても底知れぬ深さがあります。
2010年の8月にLegatoができてから来月で丸8年。この仕事を一生やると決めて15年。
オーディオという趣味の徒として、ここに居続けますので、どうぞ引き続きよろしくと、こんな早仕舞の日に(だから?)思うのでした。