買い物して「これ買ってよかった」と思いたいです。

日用品や食材だって、安いこと以外に「この八百屋は新鮮」「デパ地下で買った野菜はちょい高くてと日持ちする」とか「この人に勧められた薬は適切だった」とかで、自分なりに使い分けてその店をリピートすることはあります。

ファッションは、出番が多いもの、あるいはここぞという時に気分を上げてくれるモノ、これ本当に買ってよかったと思います。

特に昨今あらゆるものの値上げから財布の紐は堅くなっていて、環境問題の声も頭にチラつきちょっとしたことでも吟味している自分がいます。余計なものを買いたくない。無駄にしたくない。

そういう自分が、50万円、100万円、それ以上のアンプを買ったら、やっぱり相当に納得できないと嫌だなぁと思います。

「よかった」のレベルは、モノに対しての期待度にもよるし、人それぞれかもしれないけど、「本当によかった」に持っていけるのって、結構な割合でただ繋いだだけではダメなことが多くて、繋がってる機器が多い場合やハイエンドになると特にそうで、納品に行ってみて「行ってよかった」と思うことも多々あります。

1月2月はそんな経験をたくさんして、今はインターネットでなんでも買えるし、情報もあるけれど、今やってることってものすごく大切なことだと改めて思いました。

色々決まりごとを施した上で「この音なら大丈夫」と思ったら、お客さまからも「これ買ってよかった」を下さるんですよね。

その言葉って、結構ホンモノだなと思います。

（竹田）