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こんにちは。白川です

こちらのコーナーでは、まだ音楽の知識に乏しい私が勉強するために、
お店の中にあるLP盤の中から聴いたものをご紹介させていただきます。
Instagramではスタッフの聴いた楽曲も紹介していますのでそちらも是非ご覧ください

弊店で販売中のレコードもどんどんご紹介させていただきますが、
非売品の場合でもLP12を使ってご試聴いただくことは可能ですので、ぜひお声がけください。

第5回の今回は

Ella Fitzgeraldより、「Ella Swings Lightly」です。(弊店にて7800円で販売中)

今日は何聞こうかなーとレコードを漁っていたら、前回の「Porgy And Bess」で取り上げた
Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)の文字が見えたのでこの盤に決めました。

ジャズの楽曲をこのコーナーで取り扱うのは3度目なのですが、
アルバムタイトルにも「Lightly」とあるように、
聴いてきたジャズの中でも、ジャズバンドたちが大人しいというか、聴いていてリラックスできるような演奏でした。

また、ジャズにしては一曲が短いように感じました。

しかし、その中でもエラの歌声がとてもしっかりしていて粘り強いため、
軽やかなのですが軽過ぎず、安定感や迫力が満載の一枚でした。

この盤のことを調べてる途中で知ったのですが、
ジャズでよく演奏されるもの、いわゆるスタンダートと呼ばれるようなものには、元ネタがあることも多く、
B面の3曲目「If I Were a Bell」は『Guys and Dolls』というミュージカルに出てくる曲なんだそう。

どんなシーンかざっくりと説明しますと、
遊び人の男の子が、仲間にそそのかされ、超堅物の女の子を落とせるかどうかの賭けをします。
男の子はデートに連れ出し、上手いこと言って女の子にお酒を飲ませるのですが、
初めてのデート、初めてのお酒に気分が良くなった女の子が歌う曲らしいです。

残念ながら『Guys and Dolls』の映像を見つけることはできなかったのですが、
どんな元ネタがあって、どのようにアレンジしているのかという観点でジャズを聴いてみるのも面白いなと思いました。

(白川)

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