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LINN KOMRI。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、その圧倒的なパフォーマンスを裏付ける特徴のひとつが4Kアレイ。
その4Kアレイを継承して生まれたのが、ARTIKULAT、AKURATEシリーズに
搭載されている「3K DRIVER ARRAY」。

2003年にまずはAKUREATEシリーズが発売され、3Kアレイの実力が発揮され、その後、2005年にARTIKULATシリーズがエンハンスド3Kアレイとして採用されました。
その高級感あるデザイン、美しい曲線、繊細な質感からなるユニットは、最近接配置による(スーパーツィータ、ツィーター、ミッドレンジがユニットに収められています)、仮想点音源化がもたらす音場空間の再現を考え、広帯域にわたって、水平、垂直方向に等しい音波の放射を実現する為に開発されました。

この3Kアレイは精密亜鉛ダイキャストにクロームプレート処理をしていて、同じ英国のハイエンドスポーツカーの「アストンマーティン ヴァンキッシュV12」のカーオーディオにも搭載されております。
アストンマーティン ヴァンキッシュV12の年間生産台数が、約3000台であり、LINNは同じ英国の製造業として、このヴァンキッシュV12の車載オーディオサプライヤーとしてパートナーシップを結びました。

そこで、アストンマーティン社の技術である、精密亜鉛ダイキャストのクロームプレート処理を採用し、生まれたのが3Kアレイのデザインです。

その後、KOMRIの4Kアレイ部もAKURATEと同じ、亜鉛ダイキャスト製へと、生まれ変わりました。
(もともと、LINNには亜鉛ダイキャストの技術がなかったため、KOMRI発表後しばらくは4Kアレイ部分は樹脂製で製作されておりました)。

LINNとアストンマーティンがパートナーシップを結び、車載オーディオの分野で協力することにより生まれたのが、3Kアレイ。
英国の名門と呼ばれつつあるLINN、英国の名車と呼ばれ続ける、アストンマーティン。

英国紳士がこよなく愛する自国の誇りから生まれたスピーカーがLINN AKURATEシリーズ。

時を超えても失われない価値を備えた本物の魅力。
アストンマーティンとLINNに共通する部分があることを誇らしく感じるのは、
私だけでしょうか。

(三浦)

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