いよいよここまできました。
アームリードを除く、実働状態の全パーツを取り付け、サスペンションの調整します。
その前に前回載せ忘れましたが、もちろん電源ケーブルは取り付けております。
ケーブル一つとっても、「ただ取り付ける」のでなくて、取り回しなど、一つ一つ丁寧に取り付けるのがミソ。
教えてもらいながら、「そこまで気を遣ってるのか!」といちいち驚きです。
さて、スタイラスを取り付けます。
針にダメージしないようカバーも忘れずに。
全体の重量バランスを見ながらサスペンションの調整をするので、もちろんスタイラスも取り付けるのです。
次にモーター取付角度微調整ネジの仮固定。
二本のネジがトッププレート下のモーターを押し下げることで角度を調整します。
ちなみに、回転スピードの調整は、仕上げ段階で実施します。
インナープラッターを装着。
このあと何度も取り外しますので、オイルは規定量未満でオッケー。
軸受け内部の上下のライナーとスピンドルが傷つかないように、油膜ができる程度。
ベルト装着は、以前の記事を参照!
アウタープラッターを装着し、レコードを載せておきます。
プリンスの水平調整します。
(セットアップジグの置き台で調整)
さて、サスペンションの調整です!
写真のサスペンション・スプリング3箇所(大・小グロメット、スプリング、ワッシャー)を回しながら、取り付け向きを適宜な調整、同時にサブシャーシ自体の水平アライメントにも気を配ります。
(アームボードの高さ、ターンテーブルの傾き)
ちなみに、これは何日か続けるので、初回は割とダイナミックに動かすように!
と教えを受けました。
このサスペンションの調整を数日続けます。
ちなみに、これらの調整は、かなりリジットな環境で行いたいため、階段上り下りですこし揺れるレガートの3階から、本体をおろしてきて1Fで調整しております。