あれこれで、「アナログ生活始めます」コーナーを設けておりましたが、肝心の「自宅で鳴らしています」レポートが上がっておりませんでした。
FACEBOOKも見て頂いている方は、2度3度この写真をご覧頂いているかもしれませんが、ご容赦ください・・
年末年始、やっとゆっくり鳴らしてみることができた我が家のMAJIK LP12。
自宅で初めて針を落としたのは、午前中で、大掃除のまっただ中。
12月のあたまには組み上がっていたので、LP12も「やっとかよ」と呆れていたかもしれません。
まずは、ラックの水平をとり、ゼロバランスを再度確認し、針圧は、ADIKTの適正針圧1.75に設定。
インサイドフォースキャンセラも忘れないように。
アームをレコードの一番外側に置き、突端におもりのついた糸をアームに引っ掛けた時、アームと糸の角度が90度になるようにインサイドフォースキャンセラを調整します。
準備OKで、自宅でまずかけたのは、以前から持っていたBILL EVANSのReverside時代のコンプリートBOX。
もちろんあの、Waltz for Debbyも収録されています。
私が、初めてこの曲を意識したのは、店に入って3,4ヶ月だったか、もっとだったか。
LINN LP12で鳴らしたときでした。
今でもその情景が思い出せますが、秋葉原時代の7Fは広いスペースで2面、広く窓になっていて、陽の光がよく入る気持ちのよい空間でした。
そこで、スタッフ花木がターンテーブルの調整をしていたかなにかで、この曲をかけたのでした。
5月という季節にいつも、ある種の懐かしさ、切なさ、新しいものごとへの期待と不安みたいなものを感じますが、この曲を聴いてそういう感覚を引き出されたことを覚えています。
実際5月だったのかどうかはわからないけれど。
だから、偶然針をおろすのが晴れて気持ちの良い日だったこともあり、やっぱりアレから聴いてみようかなと思った訳なのでした。
針を置くと、なんとも暖かい気持ちがこみ上げてきて、「これからどうぞよろしく」と改めて挨拶をしたのでした。
その後・・・
外出の30分前起床が限界の夜型人間は、今年にはいってから1時間半前起床で、
アナログの片面かけてから家を出る生活。
人ってここまで変われるのね、と自分が一番驚いている今日この頃です。