今週末はクリスマスですね。
皆さんもご自宅をクリスマスツリーやイルミネーションで飾り、毎年このときにしか味わえないウキウキ感を演出していることでしょう。
さて、クリスマスキャロルといえば「聖しこの夜」や「もろびとこぞりて」などに代表される合唱曲で、キリスト教徒でなくても鼻歌くらいは歌えるスタンダードという印象がまず浮かびます。
話は変わり、
パブロ・カザルスの名演奏で知られる「鳥の歌」。
平和の為の活動を自らの身と音楽をもって続けたカザルスに対し、国連は1971年”国連平和賞”を授与。国連デー会場において・・・
片手を高々と掲げ、
「私の生まれ故郷カタロニアの鳥は、ピース、ピースと鳴くのです」
と静かに語り「鳥の歌」 (El Cant dels Ocells) のチェロ演奏を披露したエピソードは伝説的です。
実はこの「鳥の歌」、カタロニア地方の民謡で、クリスマスキャロルとしても親しまれている曲なんだそうです。
色々な音楽で彩られるそれぞれの”クリスマスシーズン”
わが家で毎日流れている「The Beach Boys/Christmas Albam」は、そろそろ変えてみようかな・・・
(金野)