毎日ひとつこと

何の写真でしょう?


写真だと分かりにくいですが、いずれもスピーカーケーブル。
上は、ウェスタンエレクトリック社復刻版のAIW16GAで、下はLegatoで普段使いのLINN K10。
ウェスタンのケーブルというと、ヴィンテージスピーカーに合わせられたりするのをよく見ます。
実際、当時のケーブルを入手して、サウンドクリエイト本店でも使用したりしています。
ウェスタンは当時からAIW社に委託していたそうで、同社に、当時と同じ材質、製法での作成を依頼して作られたケーブルが、写真のAIW 16GA。
黒い被膜で、細く、シングルケーブルのため、上の写真は2本でプラス、マイナスです。
LINNのK10のほうは、ウェスタンよりずっと細い(極細!)の芯線を撚り合わせたもので、フラットな帯域で使いやすく、標準ケーブルとしてお勧めしています。
さて、ウェスタンを繋げて見ました。
デモケーブルで、エージングもまだそこそこなのですが第一印象を・・・。
K10に比べると、クラシック曲などは音圧が高く感じられます。
レンジはK10のほうがフラットに伸びているのかもしれないのですが、中域が厚く華やか♪
クリス・ボッティのトランペットは、K10のほうが滑らかで、ウェスタンの方が若干粗さがありますが、これは曲によっては、「ゴリッとした感」が出て「JAZZに向いている」と言えるのかも。
デイブ・ブルーベックのTale5では、押し出しが強く、シンバルの鳴りが生々しいです。
POPSでは「バーレスク」のサントラを。
クリスティーナ・アギレラの声の帯域は、K10の方がクリアで魅力的ですが、シェールの声はウェスタンの方が前にきます。
キレはK10のほうがいいかもしれませんが、ロック、JAZZ、クラシックのオーケストラなど、合いそう。
元々のウェスタンのケーブルの帯域幅はかまぼこ型ですが、当時のものより少し上も下も伸びているという話なので、ヴィンテージに限らず現代のスピーカーにも合わせやすそう。(本日は、LINN SEKRIT DS-IとPIEGA TP5に接続)
ちなみに、LINN K10は735円/m。ウェスタンは、1000円強/mなので、大まかに見て同価格帯のケーブルと言えます?かしら。
この他、ナノテックのケーブルなどもお試し中。これについてはまた次回。
今日はこれでエージングして帰りましょう。
明日を楽しみに♪

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