店内には魅力的なスピーカーがたくさんあります。
ブックシェルフやトールボーイ、2way、3wayなどなど、、、
”トゥイーターによる音の違い”は聴き比べをするときの個々のスピーカーの
キャラクターを決める要素のひとつです。
一番多いタイプがドーム型で、名前通りドーム状になった振動板が特徴です。
LINNや少し変則的ですが、YGacoustic,ソナスのスピーカーなどです。
他にPIEGAで採用されているリボン型トゥイーターがあります。アルミの薄膜ダイアフラムの背面に強力なマグネットを配置したユニットは、緻密な再現性と空間感、スピード感が魅力です。
他にも、個性的ですが好きなトゥイーターがあります。
AnthonyGalloに採用されているピエゾ(圧電)型トゥイーター。動作原理はうまく説明できません(笑)が、圧電素子と呼ばれる素材
(Galloではカイナーという高分子系素材に銀コート)にトランスで昇圧した電圧をかけると音が出るという、磁気回路を使わない方式だそうです。
さらにその素材が動作する範囲外の音域は出さないため、クロスオーバーネットワークも不要です。よくわかりませんがとても不思議です。
これをGalloは筒状にマウントして水平方向の指向性UPをはかり、
300℃という広い水平指向性を確保しています。
Anthony Gallo REF3の豊かなサウンドステージと歪の少ない最高域まで伸びる自然な高域の再生力は他にないものがあります。
見た目やデザインで現代的なパキッとした音をイメージされる方も多いと思いますが、いい意味で裏切ってくれる良いスピーカーです。
皆さんも”トゥイーターによる音の違い”で聴き比べ。
試してみられませんか?
(朝日)