SOUNDCREATE Eyes
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ワーフェデールのW3がLegatoにきたのがGW前のこと。
ものすごく、ハイスピードでいいスピーカーで、Wharfedaleの魅力を知り「うわーっ!どうしよう、欲しい!」と思った矢先に、お気に召して頂いたお客様にご売約となり、それと入れ替わりで入ってきたのがW70C。
(本店にはこれの初期型モデルのW70があります。)

小ぶりで、猫足と素敵なサランネットが洒落ていて、外観だけでもイイナと思っていましたが、音も・・・いい。

W3もそうでしたが、音楽に奥行きがあって、イギリスの、伝統とか歴史とか気難しさとか、ジェントリーとか、気品とかウイットトとか、全部内包していて、「あ。この傾向は・・・ヤバイ」という感じをずっと抱えていました。

手元にあるスピーカーは、EMPIREもJBLのアクエリアスも、それぞれに全然異なるけれどアメリカ的明るさで、大いに楽しませてくれるし、
PIEGAは、また全然違う傾向で、スイスの山脈を思わせる、空気と水の美味しいような、本当になんとも言えない響きの美しさがある。

でも、どれもWharfedaleのちょっと、こう、陰影のある感じとはまた違う。

一人でいくつもスピーカー抱えるわけにもいきませんが、抑えれば抑えるほど「所有欲」が飛びだそう飛びだそう、としてきます。

お客さまにW70Cをお聞かせしながら、「美しいね」「渋いね」「イギリス―という感じだね」と言われると、「こういうのは中々無いです」といつの間にか自分に言い聞かせている始末。

「何とも言えない魅力があるね」などと言われた日には、「欲しいと言われたらどうしよう!」とドギマギ。

聞けば聞くほど、Wharfedaleの創始者、音楽をこよなく愛したというブリッッグス博士の顔が脳裡にちらつきます。

生々しい話ですが、月々の支出とにらめっこして「やっぱりだめかな」と思ったり、とにかく悩みに悩んだ10日間。(買い物はいつでも決めるのが早いので、最長記録かも)

なんとなく手元を眺めながら、「そろそろネイルサロン行かなきゃなー」とぼんやり思った時に、ふと計算式がよぎりました。3週間に1回行っているネイルをやめたら、なんとか払えるんじゃないの!?

当ブログの文章から「竹田は男だ」と思っている方が少なからずいらっしゃると聞いたことがありますが、歴とした「女子」(子は余計)であり、美容だとかファッションだとかにも大いに興味があり、特に年齢とともに美容には経費がかかるようになってきているお年頃。

ここ2年位通い始めた手もとのケアも、1つの身だしなみとしていたんですが、Wharfedaleを前にしたら、爪なんか自分で塗ればいい!3年我慢すればいいんだわ!と。
潔いなー、私。(?)

・・・ということで、Wharfedale W70C@Legatoは、本日をもちまして売約済みとなりました。
(ズルイ!!)

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