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サウンドクリエイトに新しいオリジナルインシュレーターが仲間入りしました!
今日は、インシュレーターができるまでのSTORYを、ワタクシ加藤からご案内させていただきます。

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昔、よくおじいちゃんおばあちゃんの家などにあった座卓。
これが今の住宅環境には使いにくさがあり、でも1枚板だったりいい木を使っているので勿体ない・・ということで、
現代の住宅にあった再生プロジェクト(re-woodプロジェクト)をしている人たちがいます。

そんな中、どうしても余ってしまうが座卓の脚部や形がいびつな変形木。
その脚部や変形木をなんとかして再生できないかと検討される中、デザイナーさんから弊店へ打診が。
ヴィンテージオーディオや家具を取り扱い『長く良いものを使う』という私たちの観点に寄り添うのではないか、

何かオーディオに関わるものに、これらの余ってしまう木を使えないかというご相談でした。

 

廃棄される一枚板を再生し、乾燥、再仕上げを施し新しい価値ある素材として、家具やカウンターの建材へ。

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これまでに作成された木製のおもちゃの作りなどを拝見して、どんなものができるかなぁと、皆で「こういうのは作ったし」「こういう形は置きにくい」「こうできたら」・・など意見を出しているうちに・・・

こんなのできるかもしれません?と、面白そうな作りになっていき・・・
ご提案いただいたオーディオインシュレーターの話があれよあれよと進み、デザインを起こしてくれ、
やっと届いた試作を見てその場にいた全員がびっくり仰天でした!

①まず見た目

・おぉ〜シックでイイ!

・この穴にケーブルを通すのね!ふむふむ♩ケーブル周り統制とれてなんだかスッキリする

・木の色に味がある。素敵。フタがあるのも収まりがイイ。

②肝心の音は・・・

・材質の特性が良いのか、わずかに感じる滲みみたいなものが消えた

・S/Nが凄く良い

・低域がよく伸び、低域の音階が追えるような印象

はい、良いこと尽くめなのでした。

さらに良いこととして、この試作をいただいた日から日々店内の飽和(放熱?)している静電気が軽減されたと感じています。

天然素材恐るべし!!!

なかなかだぞブビンガインシュレーター。

弊店では既に必須アイテムとなっております。

とっても頼もしい弊店オリジナルの新顔インシュレーターの誕生でした。

 

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ブビンガとは・・

チークやマホガニーほど一般的にあまり聞き慣れていない材質ですが、実は希少性の高い木材として高級家具などによく使われるそうです。20mほどの高さになる大きな樹木で、”神の宿る木”とされているそう。

■高い耐久性を持ち家具に最適

長い時間をかけてゆっくり成長するので、木材の繊維がとても緻密で硬く傷や凹みにも強い。頑丈で安心して長く使用できます。

■経年変化

ブビンガは美しい木目があることも特徴ですが、伐採時にはピンクに近い赤色から時間の経過と共に変色していく色彩的にも独特の美しさを持ち合わせています。別名アフリカンローズウッドと呼ばれるような魅力的な木材です。

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”rewood”プロジェクト

堅木(広葉樹)と呼ばれる端材を利用して、銘木座卓を再生させるプロジェクト。

ブビンガ材は、一枚板のテーブルとして広く認知されていますが、ギターや打楽器にも使用され、音響の世界にも縁がある木材。

その製作過程で発生するさらに小さな端材を積み木やおもちゃなどの小物作りへも注力。

採用しているブビンガは、全て愛知県名古屋市で活動するrewoodを通して回収・再加工したサスティナブルな木材。

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(加藤)

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