書棚、CDラック、飾り棚、食器棚
色々なお客様のお宅を訪ねる仕事をしているとすごく感じるのが、趣味と生活を支えるライブラリーはその人の個性そのもの、ということ。
どんなジャンルの音楽を聴いてきたか?
おぉっ、こんなマイナーなタイトルどこで知ったのだろう?
全てのリマスターコンプリート!など・・・
もしかしたら、オーディオ機器選びよりも趣向やセンスが現れるのではないでしょうか?!
あるお客様はクラシック好きでCD の保有タイトルは 5,000枚を超えます。
指揮者や作曲者ではなく レコードレーベルと録音年代で並べて収納。ご本人には一番わかりやすい収納の方法だとのこと。
一方、70〜80年代のポップスが命のお客様は、ジャケット(背表紙というかタイトルが書いてある狭い部分)の色味だけで分類してラックに収めています。色だけで覚えていると・・・ホントか?
最近は リッピングしたデータを全て NAS に取り込んでライブラリーは姿を消して行きつつあります。
部屋もスッキリして空間も広がり音にも良いかも、、でも個人的には少し寂しいな、とふと思います。
CD や レコード、本だって 自分の成長の過程であり歴史、自分にしかできないインテリアではないでしょうか。
全部リッピング終わっちゃった、という方。ぜひライブラリーは残しておきませんか?