皆さんは、CDやLP(最近はSACDやDVD-audioもありますね)を何枚くらいお持ちですか?
本当に気に入って何度も聴き返す”愛聴盤”となると、数百枚と言うわけには行かないと思いますが「所有枚数」は、数えてみると意外とあるものです。
実枚数は、「だいたい○○枚くらいかな?」と思う枚数の1.2~1.3倍はあるものだそうです。
最近では「パッケージメディアがなくなる」と言われています。
ネット配信によるダウンロードミュージックや、パッケージメディアを必要としないモバイルオーディオが浸透してきた表れかもしれません。
ここ数年は世界的に「CDが売れない」という話題も皆さんもご存知でしょう。
オーディオで音楽を楽しみ、日々増殖するライブラリーと共に生活をしている私達にとっては不思議な現象に映ります。
ほんの少しの音質の差に歓喜乱舞するオーディオファイルにとってだけではなく、大好きな音楽を良い音で聴きたい欲求は誰にでもあるはずです。
圧縮された音楽データは、いずれ非圧縮で配信されるようになるかもしれません。
すると今度はお部屋の一部である「ライブラリー」が姿を消してしまう事になるのでしょうか?
何度も読み返した歌詞カードや解説書、額に飾りたいくらい好きなジャケットデザイン、良く聴くディスクとあまり聴かないディスクの汚れの違い、輸入盤と国内盤・・・
「ライブラリー」は最高のインテリアであり、その人の個性であり、歴史であると思うのです。
(金野)