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少し前の休日に、ちょっとした調整で劇的に「ヌケた」我が家のLP12の音。
勢いがあるうちにセッティング完成に近づけようと、時間さえあれば針圧やら水平やらをいじっています。

つい先日、遊びたい盛りの息子が昼の睡魔に屈したのを良い事に、調整没入。

それにしてもアームのゼロバランスは意外とずれているもので、スタティックバランスアームAKITOの目盛りで、平気で0.2gほど変わってしまっていることがあります。誰かが触っているのか・・?なんて考えはすぐに忘れてレコード選びです。

いつものように針を盤に降ろし、広がりや音像定位をチェックしながら聴き始めると・・・

今日はやけに定位がよろしくありません。
ボーカルの「口」は肥大化、低域も「滑る」感じでグリップ力が低下したタイヤの様。

冴えない印象をレコード盤のせいにしようと、とっかえひっかえ数枚聴きますが、どうやらレコードの状態が原因ではなさそうです。

忘れていました!
はじめに取り直したゼロバランスに合わせて、インサイドフォースキャンセラーも変えなければ!
ここで注意点は、「針圧の数値」と「インサイドフォースキャンセラーの数値」は必ずしもピタリと同じにならないことです。

双方がかみ合うと、一気にスピーカーの存在が消えてしまう感触。

「よし、面白くなってきた」と”調整”から”聴き”に入って間もなく、昼寝から復帰した息子が乱入・・

強烈で執拗なリクエストで、最近の息子のお気に入り「喜納昌吉」を2人並んで聴き入ったのでした。
※以外とグルーヴ溢れる”ハイサイおじさん/ライブ”
(金野)

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