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月末のイベントでは、音楽における宗教性ということで、ワグナー「タンホイザー」やバッハ「マタイ受難曲」を取り上げるのですが、はっきり言ってワグナーは全くと言って良いほど聴いていません。

音楽を知らずにセッティングをすると言うのもかなり不安なもので、しかも島田裕巳先生からは「そこに神がいるような音を出して」とのこと。銀座のお稲荷さんに毎日商売繁昌のお参りに行っても、ワグナーとかマタイとかで「神さま」と言ったらたぶんその雰囲気じゃないし、さて困った。

とにかく付け焼き刃でも聴くしかないので、聴き始めました。

到底、私にわかるものではないのではと思ったのですが、思ったよりもタンホイザーの入り口は排他的でなく、あ、綺麗な曲、、食わず嫌いか…と思わせる感じ。

タンホイザーの冒頭を聴き始めたファーストインプレッションを申し上げると、「ワグナーを好きな人はロマンチスト」…というか、「ワグナーはロマンチスト」。モーツァルトとは明らかに違う。ちなみにモーツァルトはロマンチストではないと思っています。結構リアリストだと思う。

知らないからって勝手をどんどん言えば、ワグナー愛好家は、きっと男性が多いはず。知性、繊細さと強さ、抑制、鬱屈、憧れ。そんな言葉が浮かびます。

頭の方の女声のアリアも、知的で凛として正しい人という感じ。友達にはなれなさそう。フィガロにも魔笛にもこういう人は出てこないなぁ。女版ザラストロみたいな感じ。(本当に情報ゼロの状態で聴いています。それを文字にするかという意見もあるでしょうが、皆様の寛大な胸に任せて)

ただ、もっとわけわからない、聴きにくいものかと思いましたら、意外と素敵かも。

間違いなく、一回や二回、三回、四回…では分からないハードルの高さはありますが、思ったほどに敷居の高さは感じられなかったので、我が家のタンノイで、しばらくお付き合いしてみようかと思います。

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OCTAVE  V16とLINN SELEKT DSMで超安定の我が家の精鋭。

(竹田)

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