ここ最近の悩みです。
会話していて、何か頭がまわっていない。
性分としてはおしゃべりで相手を笑わせたり楽しませたりする(うちに自分が楽しくなっちゃうパターンがほとんど)のが好きなのですが、なんだか最近うまく言葉が出てこない。知れば知るほど、見れば見るほど、聞けば聞くほど、自分の無知を目の当たりして、言葉が出なくなってきちゃったのです。
それに、言葉でなんとかするってことは出来ないものなんだと、ひしひしと実感しているのです。
そこをいくと、音とか音楽というのは、なんで説得力のあるものでしょう。説明がほとんどいらない。いい音っていうのは、本当に説明なしでいけます。
それで、最近はまたセッティング熱が上がってきて、説明が要らないのが楽だと言うこともありますが、無知でもこうして毎日いろんなシステムや部屋のセッティングをコツコツやってれば、いつかそれが自慢ですね、みたいな人間になれるかな、とかまぁくだらないことを考えたりもします。(あぁ、本当にキレがないですね。。)
一方で、これまでのセッティングとちょっとやり方を変えて、見たまま、聴いたままに集中して、音がピタっとくるのが嬉しいということもあります。
ところでこの間、靴磨きにはまって、グレーの靴クリームを店頭で求めようとしたところ、グレーは在庫しないんだと言われました。
「グレーって一言で言っても、明るいグレーやチャコールグレー、ダークグレーとか、色々種類が多くて在庫してるとモノが古くなって置くのやめたんです」って。
感情や言葉に白と黒しか持っていない頃は簡単だったけど、歳食ってグレーが増えてくると、どう表現していいかわからなくなる。今そんな感じなのかな〜。
でもとにかくセッティングは楽しい。
見落としているだけで、ようく見れば目の前に答えがあるから。
(竹田)