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Tru-Sonic E3も昨日旅立って行ったので、7階も展示スピーカーを変更。

倉庫に少しの間眠っていたRCA LC-1。
鳴らしているうちに、なんとなくRCAらしいキレが感じられないので、中を開けることに。

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開ける前からなんとなくわかっていたことでしたが、吸音材は、積年のなにかを含んで、重たーく埃っぽーくなっていて、これでは吸音効果を生むはずなし。背板を外した方がよほど解放的。

今までも、モノによっては古い吸音材を外して、新しく入れなおすということがありました。

この作業が大変。
吸音材は、今回もクギで打たれているので、クギを外すところから。
また、積年のなにかを解放するわけなので、全ての窓をあけ、マスクをし、空気清浄機を入れ、竹田は隣の部屋に避難…。(ずるい!)
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でもこういう時しか撮れない写真もあり、こういうのは抜かりないですよ!

オルソン博士の38cmの同軸ユニットLC-1。
詳しくは、何年も前に入荷した時に書いています。
過去の記事

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もはや文化遺産の域ですから。こういうのは資料に残しておかないと…。文化の日ですし!

ちなみに、これを書いている間に作業は進み新しい吸音材が入ったら、RCAらしいキレのある、深い響きが舞い戻ってきました!

どこか燻した金の輝かしさがあって、音楽には深みとインテリジェンスと大らかさが加わる、大人の男性のカジュアル。

そうそう、RCAって、こんな音!

あ、でも、吸音材が全然足りない…。続きの調整は後日また…。

成功への輝かしい光は見えてきた!!

(竹田)

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