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月曜日は、建設中のビルにインストールと調整でした。
システム提案のあと、図面の段階からスピーカーの位置やアンプの場所、通線などの確認を重ねて、納品当日は当然まだ工事中ではありますが、私たちにとっては一種の晴れ舞台。

指示した通りになっているかを確認しながら、接続や設定を終えて、音が出る瞬間、
打ち合わせをしてきた半年がその音に出るので、ホッとします。

こうした場合、お施主さんから受けた仕事を、現場とやり取りするので、現場の方は音質がどうのこうのなどに打ち合わせ段階ではそんなに興味がない。当然です。やるべきことが山のようにありますもの。
なので、初めて音が出た時に、現場の人たちがびっくりして「いいっすね」とか「え、これっすか?」「いくらなんすか?」(笑)「これであれ聴きたい」となる。
その瞬間が誇らしいったらないです。
その後の現場の空気が心なしか穏やかになっていたり、音楽って本当に人の気分を変えてくれるものだなと思います。
現場で一番好きな瞬間。私たちの晴れ(ばれしい気持ちになる)舞台です。
(竹田)

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