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お久しぶりの霞町音楽イベント。直前にネットワークトラブルなどあって、ドギマギしましたが、問題は必ず解決できる、、ということで、トラブルも乗り越え、おかげさまでイベントでは緊張せず、宗教学者の島田裕巳先生にキース・ジャレットのお話を楽しく伺うことができました。

今日は比較的、キースのトリオなどJAZZらしいものはかけず、こんなこともしていた(なんと歌も歌っていた)という、キースの色々な側面を聞き、そういうことも全部経験したキース・ジャレット、、という展開でした。

今日かけたのはこちら。あまり聞かれたことないものも多いはず。

ところで、この選曲リストをいただいて聞いたワタクシ、キースの弾くバッハ ゴールドベルク変奏曲をかれこれ10年ぶりに聴きました。

当時ゴールドベルクにハマっていた私は、このCDを手にした時に、グレン・グールドのそれではない、キースのキースらしいゴールドベルクを期待して手にしたら期待が外れて、それきり聴いていませんでした。が、今回これに耳を傾けていたら、JAZZで聴くキースとは別物の、まるで心持ちがちがう、初心のような、ある意味拙ささえ感じられるような(テクニックということでなく)、そんな印象で、とても新鮮に聞きました。

10年ほったらかしにしていたものとの距離が縮まるのが音楽や文学の面白いところですね。向こうは変わっていないのに。(オーディオは音の聞こえ方が変わっているか!?)

気づきの多い今日でした。

ちょっと変わったプレイリスト、ぜひ聞いてみられてください。

(竹田)

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