今日は少し硬い話になってしまいます。読んでて眠くなるかもしれません(笑)
音楽の持つ不思議な力についてですが、その音楽は私たちの生活に欠くことのできないもので、音楽のない世界など想像もできません。憂鬱な気分を癒し、気分を爽快にし、心身をリラックスさせる効果があります。
音楽教育心理学者の『JLマーセル』はこんな言葉を残しています。
「音楽は魂の憩いの場であり、人生の砂漠の泉です。悲しい時、困った時、私たちはそこにおもむくことができるのです。」
「音楽はまた、私たちの自我を広い外界へつれだし、調和のある美の世界へさそい入れるのです。」
動物や植物にも音楽による効果が実証されています。例をあげると、乳牛に音楽を聞かせると乳の出がよくなるとか、草花にモーツアルトを聞かせると成長が早くなるという話があります。
このように音楽の不思議な力を利用して、昔から医療にも取り入れられていたみたいです。哲学者のアリストテレスが証明したカタルシス効果もその一つです。(カタルシス効果とは悲劇を見て涙をながしたり、恐怖を味わったりし、これによって心の中のしこりを排泄し、心の中をきよめること)
調べによるとキリスト教は音楽を精神的効果として強調して、その中から宗教音楽が生まれ、そしてバッハ,モーツアルトに代表される西洋音楽が花開いたそうです。
今日のところはこの辺で次回へ続く………かも?
次回はさらに眠くなること間違いなし!!
(朝日)