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数日前のブログで、明日のイベントのTANNOY オートグラフ、OCTAVEのプリメインアンプのどれを使おうか、迷っておりましたが、決めました!!

結果報告はちょっとありきたりなので、先に言います。
明日は OCTAVE V80SEで鳴らします。

しかし、V110SEがイイ線いっておりましたので、そのご報告・・。

まず、明日のイベントでは、主にクラシック音楽、それもブルックナーの交響曲9番とか、ワグナーのオペラ「ジークフリート」、マタイなどなど、かなり細やかにユニットを制動する力が必要なため、残念ながらV40SEは予選落ち。
すごく良かったのですが、楽器が少なかったら良いかもしれません。

次に、V110SE。これは結構色々試し、発見が多かったのでした。
(V70SEと新製品のV16は用意ができなかった)

ちなみに、主に比較に聴いたソースは、この3枚のLP。
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明日もかける予定の、
・ヨッフム指揮ベルリンフィル/ブルックナー交響曲第9番
・バーンスタインのピアノ伴奏でディスカウが歌うマーラー「リュッケルト歌曲集」から「私は世間に忘れられ」
・シューマン「ロマンス」を、ブレンデルのピアノとホリガーのオーボエで
この他、クレンペラー指揮フィルハーモニア演奏のマタイ受難曲のシュワルツコプの歌うアリアなども。

シンフォニーの広がりや奥行き、低域の深み、のび、ソプラノの伸び、バリトンの声の深み、ピアノの音色、シンフォニーの音色、オーボエの抜け・・・などなどを聞きます。

V110SEの初段管の中央のミニチュア管(LOW/MID/HIGH)が3種付属していて、変えて遊べることは既に前回お話ししました。
標準として工場出荷時に挿してある「t7(MID)」で鳴らし、次に「X7(HIGH)」に変えてみました。
JBL系はt7がバッチリでしたが、TannoyはX7がいいみたい!!
ちなみに「ハイゲイン・ローバイアス」で聴きましたが、X7の場合は、「ハイゲイン・ハイバイアス」も良いので、変更してみると、いいんじゃない!?
ブルックナーの1楽章の冒頭も、ダイナミックレンジ広く、切れ味よく、低域もバリッと決めてくれて、気持ちがイイ。
t7より、またx7の「ハイゲイン・ローバイアス」より、解像度も緻密さも上がって、オーディオの面白さが前面に出てきます。

ただちょっときになるのは、シューマンの曲、ハインツ・ホリガーのオーボエ、人によってはキツく感じるかな・・?
初段管を「u7(LOW)」に変えてみました。
ブルックナーを鳴らしみてると、なんだか懐かしい良さがある。低音はX7に比べると量感が減るかしら・・・
などなどペラペラ感想を言い始めたりすると、「u7は温まって調子が出るまで少し時間がかかるから、判断はちょっと待って」という声が。
ディスカウの声、気になったホリガーのオーボエなどは、断然良い。
少し音に丸みが出て、オーボエのキツさが気にならなくなり、ディスカウの声にはためが出てきました。
再度ブルックナーの盤を載せてみると、ナロウですが、しみじみとした音色。
ただもう一度聞いても、低域はやはり量感が減るかなあと思いましたが、それはTannoyのスピーカー位置を変えることで解決。
コーナー型のオートグラフですが、LOUNGEに設置した場所ではあいにく横に壁がないので本当は不利。
それでも、スピーカーの角度を変えることで、低域の感じは全然変わりました。
おまけにボリュームをほんの少しあげて、もうこれでバッチリ!!!みんな驚く!!!
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これでいこう、めでたしめでたし・・というところで、一応V80SEも聞いておく?
と、変えてみたら、結局V80SEがいいところ全部持って行ってしまいました・・ので、明日はV80SEで参りますー!

でも、V110SEのあのナロウな感じも結構好きです。
110SEは遊べる!!
(Legato店長の一言ブログより)

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