OCTAVEの真空管アンプとLINN LP12無敵の組み合わせのご納品!
PIEGA Premium50.2といえば、ピアニストの辻井伸行さんにもお勧めさせていただきお納めしたもの。
お客様には、実に5年!お使い頂いていて、お納めしたのは2012年でした。前回ご納品
その後もお店にお出かけ頂き、いつかOCTAVE、いつかLP12とお話しいただいておりました。
そして、熊本へ移住されたこの度、お引越し後のメンテナンス兼ねて、ご納品へ!!
お納めさせていただいたのは、OCTAVE V110SEとLINN LP12。外部電源の旧型LINGNOが載るスペースがなかったのは、しまった!打ち合わせ不足。幸い、MAJIK DSMが載っている棚はポールが長いので、後で一段ふやしても高さは変わらないから安心。
DENONのCDプレーヤーはトップローディングで、上方向に開閉するので、LP12ト同じくらい高さが必要で、LP12は二段目へ。
それにしてもコンパクトなターンテーブルなので、二段目でも全く問題なしでした。
先週のブログに書きましたが、遠方に単独納品は初めてでした。やや緊張はあるものの、いつもやってることをやるということで、スムーズに設置、アンプのバイアス、ターンテーブルの調整など。
ちなみに、OCTAVE V110SEは、ミニチュア管が3種類ハイ、ミッド、ロウと付属。PIEGAにはスタンダードなミッドを使いました。その上で、本体背面スイッチのハイ・ロウのゲイン切り替えをハイゲインにし、真空管はローバイアスに。
ミニチュア管の変更や、ゲイン、バイアスの変更で、スピーカーに合わせたり好みに合わせたりできる遊び心の多いアンプです。
LOUNGEでも最も登場回数の多いアンプですね。
LINN のSPACE OPTIMISEの設定などは、水を得た魚。それまでの緊張も解けて、活き活き笑。
自分のそうしたあれこれはともかくも、設置後にお客様が
全然違うなあ!とお顔がほころび、早速かけたのはチェリビダッケのブルックナー。
一番好きな曲ですとのお話。
チェリビダッケは、リハをたくさんやる人だったそうで、オケは大変だったと何かで読みました。それでもチェリビダッケが響かせるオーケストラは唯一無二の根底から込み上げてくる何かがあります。
200枚近くチェリビダッケのソフトをお持ちのお客様が、ああ、いいなあ…と仰るのをきいて、はたまたオーケストラの音楽への真摯な響きを聞いて、私も安堵のため息を漏らした次第です。
Legato一言ブログより