弊店ならではのオリジナル製品というものがあります。
例えば、ケーブルスタンド、例えば、革製のケーブルインシュレーター、例えばオリジナルボード
そのほか、弊店だけで扱っているというわけでもないのですが、他のお店にはあまりないものとして、イタリアAudelの製品などもありました。残念ながら注力製品は生産終了してしまい、在庫限りになってしまっておりますが・・ <Audel製品>
かつての秋葉原時代のことを言えば、Khama、MERLIN、ESPコンサートグランドなどなど・・
当時ほかのお店にはないスピーカーというものがあり、それでこの店なんか面白い・・と足をお運びいただいた時代がありました。
SOUNDCREATEの20年 VOL.1<こちら>
ヴィンテージスピーカーもその延長上のところがありますが、現代のスピーカーではしばらくそういうことがありませんでした。
・・が、数日前に「これはもしや・・」というスピーカーが店頭に入ってきています。
外側のスピーカー。
イタリアGold Note(ゴールドノート)のスピーカーA6-EVO。
Gold Note本国サイト
かつてのSonusFaberを彷彿とさせる仕上げもさることながら、その音は、なんとも言えない魅力があります。
響き、広がり、解像度など、現代スピーカーのそれでありますが、それを全部含んだ上での大らかな鳴りは、非常に魅力的。
イタリアらしい明るさがあるのですが、それは、ただ明るいというのでなく歴史的背景による文化的音楽的感性への絶対的自信、かと言ってスノッブというわけではなく、どこか土着的な親密さ、そういうものを含んでいて、加えて肩の力抜具合が、なかなかどうして、他にはないスピーカーなのです。
このスピーカー、サランネット外すとツイーターひとつと、15cmユニットが2つ。
よくあるような2ウェイ3スピーカーか、2.5ウェイかみたいな感じなのですが、実は見えないところに秘密が。
下の内部画像をご覧ください。
このスピーカー、サブウーファーが、内部に隠されております。
上向きに取り付けられた16cmユニットがあり、それが底面の開口部から出るという仕組み。
上の写真で見ると、スピーカーベース部分のサイドに波状の切れ込みがありますが、ここから手を差し入れると、底面の開口部に触れられます。
このスピーカーが、95万円(予価:ペア)。
安くはないけれど、音や仕上げからすると決して高くない・・。
今のところは「ウチにしかない」スピーカー。
毎日エージングしております!
追記 ちなみに、LOUNGEにはこのメーカーのフラッグシップモデルもあり!
(竹田)