セパレートで大型スピーカー・・から、システムをコンパクト化されたいというご要望はよくいただきますが、コンパクトにするからといってクオリティをさげたいわけではない・・。
中々難しいのも現実・・・。でもLINN EXAKT化ならもしかして・・・?
お使いだったB&Wのスピーカー、その前はSonufaber・・
駆動していたのはLINN KLIMAX TWIN/D・・など、
これまでに様々なオーディオを楽しんでいらしたお客様が、
「動かすのにあまり苦労しない小ぶりなもの」へ、意識が向くようになられたのは、
時代の流れの後押しも多分にあるのではないかと思います。
当初はLINN Series3のご試聴でご来店されましたが、大型トールボーイスピーカー、セパレート駆動のシステムから、もう一歩・・というところもあり、店内で鳴らしていたLINN Series5 520をご案内させていただきました。
あいにくSeries5は、つい先ごろ、モデル530のみ残して写真の520は生産終了となってしまいましたが、520のコンパクトさ、EXAKT伝送だからこその解像度、クオリティで、これなら楽しめそう・・と、駆け込みご用意させていただいたのでした。
コンパクトさで言えば、スタンド仕様のSeries3と占有面積はどっこい。
ブックシェルフのスピーカーもスタンドを使うと中々ここまでコンパクトにはなりません。
その上EXAKTスピーカーは、ユニット分のアンプと専用設計のDACが搭載され、クロスオーバー歪ほぼゼロ、左右の出音のタイミングも限りなく揃い、さらにオプティマイズの効き方も深いので、パッシブのスピーカーと比較してかなり優位な立場にあるのです。
お持ちのKLIMAX DSMにLANケーブルで左右のスピーカーを接続し、オプティマイズも設定。電源環境もが比較いただいた上で弊店のお勧めの接続をご選択いただきました。
後日には、「エイジング中ですが、以前のスピーカーに劣らない感じで鳴っている」との嬉しいお便りをいただきました。
EXAKTスピーカーには主電源がなく、ヘッドユニット(今回はKLIMAX DSM)をスタンバイにすると、スピーカーも連動してスタンバイモードになるのですが、これに関しても「ワンタッチで済むので、操作性は抜群によくなりました」とのこと。「ファブリックの見栄えがエレガントである点も気に入って」いただいて、この度のシステムコンパクト化はどうやら大成功!?と言ってもよいのでは?
オプティマイズは、リスニングポイントの位置や、計算値の効かせ方もいくつか作成したので、そのチョイスもお楽し見いただけているご様子でした!
(竹田)