憧れの・・・LINN MAJIK LP12をお届けに・・。
路面店のLegato時代からのお客様で、
Davone Studioのスピーカー、スタンド、そしてMAJIK DSM・・・と、
大切に大切に、少しずつシステムを積み上げられてこられた若いお客様。
お久しぶりのご来店で、とうとう・・と、LP12をお求めいただいたのでした。
ご納品は、今回が初めて。
これまではご自身でセットアップをされていらしたのですが、ご納品に伺って「ナルホド!」
レコードのジャケットが並ぶ棚を置かれ、アナログシステムがお客様にとっていかに大切な要素かが一目でわかりました。
今回お納めのLINN MAJIK LP12は、ストレートアームでカートリッジは固定。
MAJIK MMのパッケージになっているカートリッジはMMカートリッジのAdikt。
このカートリッジ、なんと長いこと。
ワタクシの入社前からあるので、リリースから20年以上経っています。
元々お持ちになられていたTechnicsのプレーヤーはユニバーサルアームなので、今後、色々楽しめるように、プレーヤーは2台使い。
置き場所をどうしようかな・・とのことでしたが、MAJIK DSM内臓のフォノイコライザーとLP12の間はフォノケーブルが1m。
(フォノケーブルは、微小信号を伝送するため伸ばさない方がよい)
Technicsのターンテーブルからフォノイコライザーもこの近くに置くので、さてさて・・ということでしたが、
Quadraspireの棚板で、脚部と10㎝ポールを連結してしまい、少し高さを持たせて、その下にMAJIK DSMを置くことにいたしました。
(ワタクシ自宅で以前こうしておりました)
後日のお客様からのお便り。
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LP12が部屋に存在している事に感動するだけの数日間を過ごした後、今週に入って少しずつ愛聴盤(主に大滝さんや達郎さん)を聴きだしています。
今までのシステムには無かった音色のきらめきと美しさに感動したり、lp12を構成する部品に魅了されたりと、とても楽しい時間を過ごしています。
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あとは苦手な静電気で、フェルトマットがレコードについてきてしまう問題さえ解決できれば・・とのこと。
フェルトマットは、空気を含んでターンテーブルからレコードが少し浮くことなどから音質面でも考慮された上でのLINNの選択なのですが(初代はゴムマットなど)、確かにレコードと一緒にくっついてきてしまうのですよね・・。
これまでも革など色々試したのですが、意外とこのペラペラのフェルトマットに適うものがありませんでした。
・・が、それも秋葉原時代のこと。
音のいいターンテーブルマット、何か作ろうか・・と社内で思案中。
(竹田)