ブルーノートには秀逸なアルバムジャケットが多数あって、プロデューサー?ディレクターの意気込みを感じる。・・・のに、ジャケットに惹かれて聴いてみてもどうもよくわからなくて、私の体にはJAZZの血がまだ入ってないんだろうなーと凹むことの多いのがブルーノート。
一度や二度聞いたくらいでわかるものより、段々わかる方がいいに違いないけど、取っ掛かりがあんまりないと困っちゃうのよ。
このジャケット好きなんだけれど・・・ジャッキー・マクリーンさん!
一方で、とっかかりを見つけたレコード。
ドナルド・バードの「バード・イン・フライト」
このジャケットの感じ好きで、聴いてみたら、一曲目から門前払い感もなくて、初めて聴くにしては聴ける・・。
知ってる曲ないかしら、、と見ていたら「little Boy Blue」とある。
これって、あれじゃない?普段ニーナ・シモンで聞いている「little Girl Blue」。
あの曲のタイトルと懸けてない?
聞けばやっぱりそうですよ。同じ曲でした。
演奏もいい。
しみじみとして、ゆったりとして、おおらかで優しい。
演奏にひねりがあるわけではないけれど、GirlをBoyにするジョークも好みだし、レコードのA面にこの曲が収録されて、B面には「My Girl Shirl」というGirlが入った曲を入れているのも、なんとなく洒落てる。
へー・・なんてメンバー眺めていたら、ついさっき「iT’s time」で門前払いされたと感じたジャッキー・マクリーンの名が。
なんの偶然なんだか・・。
この名前、頭に刻まれました。(・・と思う)
(竹田)