今日は宮城県へ。
ご納品はJBL C36VISCOUNT(ヴァイカウント)。と言っても、最近全く手に入らなくなってしまったキャビネットは、弊店製。フィンランド・バーチで作ったレプリカ。
今日は、ただスピーカーを納品すると言うわけではなく、ちょっとお楽しみ案件がありました。
それはタイトルの通りD130 の16Ωと8Ω比較。
元々8Ωのツイーター075と、8ΩのウーファーD130が搭載されていて、ご試聴を希望されたお客様が「昔(サウンドクリエイトで)聴いたよりも切れ味がない、、?」と仰ったのを耳にしたスタッフが「16Ωの075の方が良いかも」と、その場で16Ωの075を外付けしたところ、スピード感が全く違い、コレで!となったのでした。
が、その際こちらは16ΩのD130を搭載していると記憶違いして「ツィーターとウーファーが同じ方がいいのかもね」などと話して、帰られたのちキャビネットを開けて16Ω 075を取り付ける際に「アレ!D130は8Ωだった!間違ったことお伝えしちゃった!」とご連絡。
聞いて「これで!」となられたのは16Ω 075と8Ω D130でしたが、お伝えしたことと違ったので16Ω D130を新たに手配し、ご納品の際に、ウーファーは8Ωか16Ωかその場で決めようということになりました。
ちなみに、両写真ともに左が8Ω。ガッチリしているのは8Ωで、重量的には16Ωのほうがやや軽い。
私が店で聞いた時にはなんとも言えない、、好みかなぁと思いました。
お客さまは、現代のJBLスピーカーをお持ちだったので、それに近いのは8ΩD130。また、鳴らすアンプはOCTAVE RE290で結構力があるので、16Ωには強すぎる可能性もある。
そして、エリック・クラプトンのUnpluggedやスティーリー・ダンで聞いたところ、やはり8Ωの方が重い低域で量感もある。が少し切れ味にかける。アッテネーターの調整でスピード感は随分変わりますが、低域の質的には16Ωに比べると重ため。
そんなこんなで、16Ω→8Ω→16Ωと変えてみて、「これだな!」と16Ωに決定したのでした。
やっぱり軽やかな低域がいいよねーなんて、心で思っておりました。
茅葺き屋根の素敵なお蕎麦屋さんへも連れて行っていただき♬新幹線でこれを書いております。
(竹田)