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拝啓 家で過ごす時間が長いこの頃、オーディオの需要も高まりつつ(気持ち的に)あるように思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

こんなときなので、製品をお手元に届けるにも時間を要しまして、今すぐ使いたい!今すぐ聞きたい!というご要望に応えるには、弊店に在庫としてあるUSEDページのものなどをご案内させていただくのが、1番よろしいかと思い、無粋なこととは知りつつも、リストの中よりスピーカーをご案内させていただこうかと存じます。

さて、前置きが長くなりましたが、まずはAlbedo Apticaです。

★Albedo Aptica

スピーカーについて>>>
イタリア・ローマ近隣出身のAlbedo。
イタリアらしい斬新なデザイン・・のように思えますが、この形状そのものがスピーカーの特性でもあるのです。
構成は、アクトンのセラミックユニットの2ウェイ。
珍しいトランスミッションラインの方式をとります。

スピーカー端子の下すぐあたりに見えるグリル部から背圧が放出される

「トランスミッションライン」というのは、スピーカーユニットの背圧をバスレフで処理するのや密閉型とは異なり、ユニットの背面に筒状の管を設け、背圧が管を通ることで、低域を増幅する・・ごく簡単な説明になりますが、そういう作りになっています。
設計が難しく、コストがかかるというのが作り手側のデメリットとしてあるので、あまり使われない方式です。あったとしても成功例は滅多になくAlbedoは、オーディオ評論家の先生にも「大成功例」と言われたほど。
ちなみに、お金のことばかり言うのも無粋ですが、このセラミックのユニットも高いので(ルーメンホワイトにも使われますよね)、要はこのスピーカー結構コストのかかっている代物なのです。

アクトンのセラミックユニットは美音で、このユニットでスピーカー選びをされる方もいる。

実際、音は?>>>
まあ、コストをかけたからと言っていいか悪いかは別の話でしょ?
そうかもしれませんが、やはり「かかっている」だけの質の良さは感じられます。

オモシロいのは、2ウェイのような構成に、低域が強化されている感じで、低域量感派には不向きですが、低域快走派(?)・・たとえばブックシェルフの音が好み。だけど低音ほしくてウーファー足しちゃう・・という方には絶対おすすめ。

音離れがよく、音場の出方が広くてリアル。
クリアで美音で、上品。
泥臭さ、なまる感じは皆無です。

ピアノ、ヴァイオリン、ボーカルは言うまでもなく、魅力的。何かやることがあってもつい、うっとり耳を傾けます。

オーケストラは、重々しく鳴らす感じではなく、切れ味よく快走にそれこそテオドール・クルレンティスの指揮などはとても合うと思います。
(4月の来日、コンサートの延期残念でした。。。)

個人的には、「Somethin’ Else」は他のスピーカーで聴きたいけれど、マイルスの「Round about midnight」「Kind of blue」は生々しさ、臨場感がすごくよく、シンセが入る「Live around the world」などはAlbedoの真骨頂といったところでしょうか。

一つ言っておくと、ギターはかっこよく鳴りますし、大雑把な言い方ですが実はロックがすごく合います。
試聴盤がビートルズの「アビーロード」で中々しっくりいくスピーカーがないという方が、全く知らなかったAlbedoをたまたま聞いてこれになったというケースもあります。
思うに、ツェペリンとか、ストーンズとか、変に低域が出すぎていたり、上と下のつながりが悪いと、絶対格好よく鳴らないように思うのですが(だからフルレンジとかがいいとか)、いかがでしょうか。
ロックをあまり聞きこんでいないので、体が自然に動くかどうかという程度の基準なのですが、、。

相性の良いアンプ>>>
すごく鳴らしにくい・・というわけではないのですが、この魅力を出し切ろうと思ったら、、、そうですね、コストパフォーマンスで行けば、絶対にNuPrime IDA16(29万円)が良いと思います。
駆動力が抜群のこのアンプで鳴らせばまず心配なし。
でも20分くらい温まってから発揮し始めるので、最初の何曲かは流し聴きしてくださいね。

欲を出せばOCTAVE V110SEなどだと音に厚みが出て抜群に良いですが、今USEDに出ているV40SEで鳴らすのもグッドです。
V40SEは、6550、KT88、EL34、6L6 も使えて、EL34はTung-Solなどだと、比較的手に入りやすくて、1本1万円前後くらいではないでしょうか。
でもAlbedoなら6550がよいかなぁ。色々試せる楽しみはありますよね。

それこそがオーディオですもの。

セッティング>>>
お店ではよくLINNのスピーカーなどを正面に向けて設置していますが、Alnbedoはグッと振るのがよいです。
スピーカー間は多少広げられたら音場も広がります。
ボディが傾斜しているので、スピーカー間が広げられれば、壁からはそんなに距離を取らなくても大丈夫。

Apticaがちょっとご予算オーバーだなぁという場合は、初代のモデルのHL2.2もあります。

筐体も一回り大きいApticaに比べると、HL2.2はよりシャープな鳴り方と言えばよいでしょうか?

セラミックユニットとトランスミッションラインの構成は、Apticaと同じなので、実は超が3つくらいつくお買い得品ですね。ここだけの話。

好きなものの話になるとすっかり長くなってしまいます。
1つしかご案内できませんでした・・。
他の製品についてはまたご案内させていただきます。

暑くなってまいりましたので、どうぞ大切にお過ごしくださいませ。
敬具
(竹田)

本日ご紹介の製品はUSEDコーナーでご紹介中!!
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● Albedo Aptica スピーカー 中古価格90万円(税別)
サイズ:W260×D210×H1101 ㎜(スタンド部)
● Albedo HL2.2 スピーカー 中古価格36万円(税別)
サイズ:W200(前足)W340 (後足)×D360(スタンド部)×H1010㎜
OCTAVEV40SE 現行モデル
真空管プリメインアンプ 中古価格38万円(税別)
NuPrime IDA16は、USEDにはございません。。

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